GUSTAVSBERG|グスタフスベリ|SWEDEN
はじまりは1640年のレンガ工場でした。
その後、1825年に陶磁器工場として第二の創業を迎えます。
1850年代にいち早く着手し生産を始めたボーンチャイナが
GUSTAVSBERGの特産品となり同社を成功へと導きました。
20世紀に入り、スウェーデンは大衆へ向けた
「安価で質の良いものづくり」に力を入れていきます。
そのような時代に、同社は画家であったWILHELM KAGEをアートディレクターとして迎え、モダンデザインの礎を築いていきます。
1934年にBERNDT FRIBERG(ベルント・フリーベリ)、
1937年にSTIG LINDBERG(スティグ・リンドベリ)、
1950年にKARIN BJORQUIST(カリン・ビョールクイスト)、
1954年にLISA LARSON(リサ・ラーソン)らが入社。
デザイナーにはそれぞれスタジオとアシスタントが与えられ、
仕事としての「量産プロダクトのデザイン」と共に、作家活動としての「アートピー スの製作」も自由に行える環境でした。デザイナーの創造性を引き出すことに力を入れていた同社は、北欧モダンデザイン黄金期と重なる1950年代から60年代に隆盛を極めましたが、70年代より新興国のメーカーとの価格競争に負けて勢いを失っていきます。その後、事業の買収・売却を繰り返し、
現在は衛生陶器メーカーとして操業を続けています。
現在では食器部門は買収され、
別会社であるHPF GUSTAVSBERGとして復刻版等を中心に製造しています。
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はじまりは1640年のレンガ工場でした。 […]