Lisa Larson KAROLIN
¥55,000 元の価格は ¥55,000 でした。¥44,000現在の価格は ¥44,000 です。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)/ Gustavsberg、KAROLIN(カロリーン)の型による「DRESSING」ボトル
ブルーの一文字が、台所に効く
KAROLIN(”カロリーン”)は、リサがグスタフスベリのために手がけた、清楚なテーブル/インテリア小物のシリーズです。1964年にデザインされ、1964〜71年にかけて展開されました。本来のラインナップは4種の花瓶、2種のボウル、小皿、キャンドルホルダーで構成され、白いストーンウェアに淡いブルーの釉薬と濃紺の装飾を組み合わせたものです。手描きの落ち着いた藍が、植物や木の実を思わせる温度を運んでくる——それがこのシリーズの持ち味です。
この一本は、その白い素地に、コバルトブルーで堂々と「DRESSING」。上下を一本ずつの青いラインで締め、首から栓へとすっと立ち上がる姿は、まるで古い薬瓶のよう。コルク栓を抜けば、食卓でそのままドレッシング差しとして使える潔さも気持ちいい。
ラインナップにない、もうひとつのカロリーン
底面には「Lisa L. Gustavsberg」「KAROLIN」、そして「2」の型押し。KAROLINのフォーム2の型を用いて作られた一本であることがわかります。ところが——先に触れた通り、公式のKAROLINシリーズにドレッシングボトルは含まれていません。作品集にも姿が見当たらない、ラインナップ外の一本です。
おそらくは、KAROLINの型と意匠を流用して企画されたキッチンウェアの派生品、あるいはごく少量だけ作られたバリアント。量産の本筋から少しだけ外れた場所で生まれた個体ということです。同じ白い素地、同じ藍、同じ型を使いながら、カタログには載らなかった。だからこそ、見つけて手元に置く意味がある一本だと思います。リサの仕事の周縁に、こうした「正規の棚に並ばなかった」ものがひっそり残っているのは、知れば知るほど面白いところです。
口縁部に細かな欠けがあるため、その分お求めやすい価格でご案内しています。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
メーカー: Gustavsberg(スウェーデン)
制作年代: 1964–1971年
素材: 白色ストーンウェア、コバルトブルー装飾、施釉/コルク栓付き
サイズ: 高さ 約20.5cm × φ約8.5cm
マーク: 底面に「Lisa L. Gustavsberg」「KAROLIN」「2」型押し
コンディション: 良品(Good)— 口縁部に細かな欠けがあります。そのほかに目立つヒビや補修跡はありません。コルク栓付属。製造時に生じる素地の微細なムラ・ピンホールは損傷ではありません。
SKU: 20240515g1/112 カテゴリー: Nordic Vessels, ALL ITEMS, Lisa Larson, 訳あり商品, 北欧の花器, Lisa Larson Prototype, Unseen Design, SALE タグ: Nordic Vessels, serial production
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
Swedish ceramist, Gustavsberg Studio 1954–1980.
Known for animal figurines and unique stoneware sculptures.
私たちが知っているリサ・ラーソンは、量産品のリサ・ラーソンです。
けれど製品になる前──手びねりの原型、試された色、
実現しなかった夢のかたちの中にこそ、
陶芸家としての素顔が眠っています。








