Åke Holm (1900-1980)
スウェーデンの陶芸家でアーティスト。彼はHöganäsbolagetでの職を経て、自身の工房を1928年に開設しました。当初は不況を切り抜けるために土産物を作っていましたが、次第に芸術的な聖書の人物像や磁器の動物フィギュアを制作し始めました。彼の作品は1950年代から60年代にかけて聖書のモチーフが主流となり、そのスタイルは抽象的で洗練されたものに進化しました。世界的な名声は高まっていきましたが、彼は故郷Höganäsに留まることを選び、その作品の多くは地元Höganäs museumに寄贈されました。
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Lisa Larson Unique Piece
リサ・ラーソンのユニークピースについて詳しく解説したページをご用意しました。まずはそちらをご覧いただくと、彼女のユニークピースがどのようなものか、より分かりやすくご理解いただけるかと思います。
リサ・ラーソンの独自の感性と創造性が詰まったユニークピース。その魅力に触れていただければ幸いです。
Michael schilkin
”フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア” で日本各地の美術館で展示されたミハエル・シルキンの猫の彫像。その後はフィンランドのTurku Art Museum,EMMAの”ミハエル・シルキン展”でもメインの作品として展示され、高い人気を博しました。本作品はその別ヴァージョンです。
フィンランドの陶芸家の中で最も人気の高い彼ですが、アラビアの芸術部門でアート作品しか手掛けなかったため、そもそもの数が少なく、また、当時から多くの美術館が積極的に買い入れて展示を行っていたため、傑作のほとんどは美術館でしか見ることが出来なくなっています。個人のコレクションとして持てる機会はまずない作品です。
Göran Andersson
スウェーデンの陶芸家、ヨーラン・アンダーソン。彼の動物モチーフの作品たちは1964年にイタリアのファエンツァで開催されたコンテストで賞を受賞しました。とても可愛く、そして現代的な感覚で作られた作品は、近年再び注目を集めています。今回の特集では、1960年代の数年間しか作られなかった、希少な作品たちを揃えました。現在の作家にも強い影響を与えていることを感じていただけると思います。
当店について

北欧といえば食器や家具が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。近年では少しづつですが、世界的に北欧アートへの注目が高まってきました。北欧の美しい自然や、自然と共に暮らす人々の人生観が投影された、北欧諸国ならではのアートです。自然回帰の流れに加えて、宗教や政治とも離れた作品作りが、時代の空気に合致するというのも理由の一つかもしれません。そんなまだ一部の方しか知らない北欧のアートを紹介したくてお店をやっています。これまで日本であまり紹介されて来なかった北欧アートの魅力が伝われば嬉しいです。既に有名なリサ・ラーソンも、量産品ではないアート作品をご覧になると、イメージと違うと驚かれる方が多いです。まずはリサのアート作品からご覧になられても面白いかもしれません。