Amie Stålkrantz Vase
¥82,500
アミー・ストールクランツの花器です。
自転車を漕ぐ女性
片手を高く上げて、こちらへ手を振る女性。前カゴには猫と犬がちょこんと並び、髪は風になびいて、水玉のワンピースがふくらんでいます。小さな円筒をぐるりと一周する画面に、彼女の一日のワンシーンがそのまま切り取られたよう。眺めていると、こちらまで手を振り返したくなる、そんな愛嬌のある一点です。
線刻でさらりと描いた輪郭に、青やオリーブの淡い色が差されて、ざらりとした土の肌に溶けていきます。絵の軽やかさと、ろくろがつくった器のふくらみ。そのふたつが重なったところに、この作家だけの世界がぽっと生まれます。内側はたっぷりの青い釉薬。マットな外側とのコントラストも心地よく、机の上に置けば、それだけで小さな物語がひとつ増えます。
リンチェーピングの工房から
作者のアミー・ストールクランツは、スウェーデンのスタジオ・ポッター。コンストファックで学んだのち、1958年に旧市街ガムラ・リンチェーピングに工房クルックマカルゴーデンを構えました。 そこで五十年にわたり、土と向き合い続けた人です。
鶏や孔雀、楽器を奏でる人々——彼女が描くのは、いつもどこか楽しげな生きものたちでした。この女性と犬と猫も、その仲間のひとり。底には作家自身が刻んだサインが残ります。工房で一点ずつ生まれた、ふたつとない作品です。
作家: アミー・ストールクランツ(Amie Stålkrantz)
制作地: クルックマカルゴーデン工房/ガムラ・リンチェーピング(スウェーデン)
制作年代: 1960年代〜1980年代(推定)
素材: 炻器、線刻+彩色、内側施釉
技法: ろくろ成形、手描き
サイズ: φ8.5 h13.5 cm
コンディション: 良品〜美品。線刻・彩色ともによく残ります。ろくろ成形に伴う口縁の揺らぎや素地の微細な凹凸は、焼成と手仕事に由来するもので損傷ではありません。
※飾られている写真は、実際の作品写真をもとに生成AIで作成した展示イメージです。作品そのものの形状・質感・状態は、商品写真をご確認ください。
SKU: 20240531a1/114 カテゴリー: ALL ITEMS, 北欧の花器, serial production, Amie Stålkrantz, Vase, Nordic Vessels, Nordic Vessels Top タグ: serial production
在庫1個
Amie Stålkrantz(1930-)
本名はアン・マリー・スタールクランツ=リンドクヴィスト、1930年4月9日スウェーデンのケーピング生まれの陶芸家兼画家です。彼女は最初に装飾家として活動を始め、その後1948年から1954年までストックホルムのコンストファック(芸術大学)で学びました。彼女は陶芸だけでなく、絵画やテキスタイルアートも学びましたが、主に陶芸を専門としています。
卒業後の1958年、リンシェーピングにて自身の陶芸工房「クルクマカルガーデン」を設立しました。彼女はケーピング、フィンスポーン、スケーニンゲなど、スウェーデンのいくつかの都市で展示会を開催しています。また、彼女の公共施設へのアート作品は、スウェーデン国内の多くの施設に展示されています。スタールクランツの画業には、表現主義の水彩画や多色の動物彫刻があります。
また、彼女はマントープガラス工場のデザイナーとしても活動しており、オステルイェータランド美術館、エレブロ郡美術館、ヨンショーピング郡美術館、ランスクローナ美術館に作品が収蔵されています。









