Lisa Larson Unique Piece
¥1,300,000
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、Adam & Eva(アダムとエヴァ)シリーズの「Eva」——グスタフスベリ・スタジオ制作のオリジナル原型です。
そばかすの女の子が抱えた、一輪のデイジー
Adam & Evaシリーズは、1972年にグスタフスベリのためにデザインされた、男の子と女の子のペアで構成されるシリーズです。量産品は約11cmのサイズで広く親しまれていますが、本作はそれらの「元」になった、リサ本人の手から直接生まれたスタジオ原型(förlaga)です。高さ約22cm——量産品のおよそ2倍のスケールで、リサが「この子がEvaだ」と決めた、まさにその瞬間の造形がここにあります。
水玉模様のワンピースを着た女の子が、白いデイジーの花を大事そうに胸に抱えています。線だけで描かれた目と口は、ほんの数本の刻線なのに、なんとも嬉しそう。オレンジ色の髪には一本一本細い線が刻まれ、その筆致にはリサの手のリズムがそのまま残っています。
スタジオハンドマークが語る、この一体だけの来歴
底面には、グスタフスベリ・スタジオの「スタジオハンドマーク」と、リサ自身による手書きサイン「LISAL」が記されています。グスタフスベリの記録でも、スタジオハンドと手書きサインの組み合わせはスタジオ制作作品の標準的なマーキングとして確認できます。工場の量産スタンプはありません。これは型に流し込んで作られた量産品ではなく、リサがスタジオで自らの手で成形し、彩色した一点であることを示しています。
量産品のAdam & Evaも「delvis glaserad(部分施釉)」のストーンウェアで作られており、シャモットの素地が露出するのはこのシリーズ全体に共通するデザインです。本作でも、腕や脚、台座のざらりとした土肌がそのまま活かされ、ワンピースの水玉や花びらの白い釉薬、葉の緑とのコントラストが生き生きとしています。一筆ずつ大きさの異なる水玉、釉薬がやわらかく溜まった花びらの厚み——量産では再現されないリサの手の温度が、この原型には残っています。
リサはかつてこう語っていました。「次に作るものが、自分の最高傑作になるはずだ」と。このEvaは、まさにその「次」が形になった瞬間の一体です。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
シリーズ: Adam & Eva(アダムとエヴァ)
作品名: Eva(エヴァ)
メーカー: Gustavsberg Studio(グスタフスベリ・スタジオ)
帰属分類: 承認済みスタジオ原型(Approved Studio Original / Förlaga)
制作年代: 1972年頃
素材: シャモット入りストーンウェア、手びねり成形、部分施釉・手彩色
サイズ: H 約22cm
底面マーキング: グスタフスベリ・スタジオハンドマーク+手書きサイン「LISAL」。工場スタンプなし。
コンディション: 美品(Excellent)
ヒビ・欠け・補修跡は見られません。シャモット素地特有の微細な凹凸やピンホールは焼成時に生じるもので、損傷ではありません。
※部屋に飾られている写真は、実際の作品写真をもとに生成AIで作成した展示イメージです。作品そのものの形状・質感・状態は、商品写真をご確認ください。
SKU: 20240605g1/LU2 カテゴリー: ALL ITEMS, Lisa Larson, フィギュア, Lisa Larson Unique Piece, Lisa Larson Prototype, All Uniquepiece, Original Studio Piece
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
Swedish ceramist, Gustavsberg Studio 1954–1980.
Known for animal figurines and unique stoneware sculptures.
私たちが知っているリサ・ラーソンは、量産品のリサ・ラーソンです。
けれど製品になる前──手びねりの原型、試された色、
実現しなかった夢のかたちの中にこそ、
陶芸家としての素顔が眠っています。








