Åke Holm Wall Plate
¥120,000 元の価格は ¥120,000 でした。¥95,000現在の価格は ¥95,000 です。
王冠をかぶったサウルと、竪琴を手にする若きダビデ。旧約聖書の緊迫した一場面を、Åke Holmが無釉のテラコッタに刻んだ壁掛けレリーフです。
竪琴の音色が王の苦悩をなだめる
画面には二人の人物が密接して描かれています。左側の大きな人物が王冠を戴き、格子模様の衣をまとったサウル王。その傍らに剣が見えます。右側のやや小柄な人物が若きダビデで、竪琴を高く掲げています。サムエル記に描かれる、悪霊に苦しむサウル王をダビデが竪琴の演奏でなだめるという場面です。ホルムは聖書の記述を忠実に再現するのではなく、物語の出来事に想像力を働かせる作家でした。二人の顔がほぼ触れ合うほど近い構図からは、王と少年の間にある複雑な感情──依存と嫉妬、畏れと慰め──が伝わってきます。
素焼きの土が語る物語
無釉テラコッタの素朴な肌合いが、この聖書の場面によく合っています。粗いシャモット粘土の質感がそのまま表面に現れ、手仕事の痕跡が生き生きと残っています。上部と両側の縁には円形の装飾が連なり、画面に枠のような効果を与えています。こうした無釉テラコッタによる聖書レリーフは、ホルムが自身の造形言語を確立した1930年代の作品に特徴的なものです。
作家: Åke Holm(1900-1980)
制作年: 推定1930年代
素材: テラコッタ(無釉)
サイズ: H25 W33.5 cm
署名: 右下に「Åke Holm」
コンディション: 並品(Good)
年代相応の経年感はありますが、レリーフ面の造形は良好な状態を保っています。欠けの状態は価格に反映しています。
Åke Holmの作品年代について
オーケ・ホルムの作品を年代順に把握することはかなり難しいです。彼の作品は日付けがつけられておらず、彼自身も制作年代について具体的なことを語るのを避けるためです。シリーズごとにおおよその年代は分かりますが、後年に過去の手法を用いて作ることもあるため、特定は困難です。
SKU: 20240716a1/90 カテゴリー: ALL ITEMS, Åke Holm, ake holm on
在庫1個
Åke Holm (1900-1980)
スウェーデンの陶芸家で彫刻家。彼はHöganäsbolagetでの職を経て、自身の工房を1928年に開設しました。当初は不況を切り抜けるために土産物を作っていましたが、次第に芸術的な聖書の人物像や磁器の動物フィギュアを制作し始めました。彼の作品は1950年代から60年代にかけて聖書のモチーフが主流となり、そのスタイルは抽象的で洗練されたものに進化しました。世界的な名声は高まっていきましたが、彼は故郷Höganäsに留まることを選び、その作品の多くは地元Höganäs museumに寄贈されました。







