Åke Holm Bowl 19.5cm SOLD OUT!
聖書の彫刻で知られるÅke Holmが手がけた、装飾のない端正な鉢です。深みのある緑色のマット釉が器全体を静かに覆い、内側はより濃い色調に沈んでいます。
落ち着いた緑と、内に沈む暗色
外側は穏やかな緑のマット釉で、光の当たり方によってわずかに明暗が変わります。口縁から内側にかけて色調は徐々に深まり、見込みは濃い青みを帯びた暗色へと移り変わっています。外と内の色の差が、浅めの開いたフォルムに奥行きを与えています。小ぶりな高台は器に軽やかな印象を添え、底面には署名が確認できます。
電気窯が生んだ穏やかな釉調
1969年にルールファブリーケンの窯が閉鎖された後、Holmは自身の工房の電気窯で焼成するようになりました。それまでの筆による多層施釉が生む生き生きとした表情とは異なり、電気窯の安定した焼成環境は、本作のような均質で落ち着いた釉薬の表情をもたらしています。Holmは青磁釉や牛血釉など東洋由来の釉薬技法にも取り組んでおり、本作の緑釉にもその実験精神がうかがえます。
作家: Åke Holm(1900-1980)
制作年: 推定1970年代
素材: 施釉陶器
サイズ: φ19.5cm H7 cm
署名: 底に「Åke Holm」
コンディション: 美品(Excellent)
とても良い状態です。わずかな経年感はありますが、気になる点はありません。
Åke Holmの作品年代について
オーケ・ホルムの作品を年代順に把握することはかなり難しいです。彼の作品は日付けがつけられておらず、彼自身も制作年代について具体的なことを語るのを避けるためです。シリーズごとにおおよその年代は分かりますが、後年に過去の手法を用いて作ることもあるため、特定は困難です。
SKU: 20240922a1/116 カテゴリー: ALL ITEMS, スタジオピース, SOLD OUT!, Åke Holm, ake holm on
Åke Holm (1900-1980)
スウェーデンの陶芸家で彫刻家。彼はHöganäsbolagetでの職を経て、自身の工房を1928年に開設しました。当初は不況を切り抜けるために土産物を作っていましたが、次第に芸術的な聖書の人物像や磁器の動物フィギュアを制作し始めました。彼の作品は1950年代から60年代にかけて聖書のモチーフが主流となり、そのスタイルは抽象的で洗練されたものに進化しました。世界的な名声は高まっていきましたが、彼は故郷Höganäsに留まることを選び、その作品の多くは地元Höganäs museumに寄贈されました。






