Åke Holm
¥350,000
深い青と茶褐色が溶け合う釉薬の上に、葉のような放射状の文様が静かに浮かぶ大皿です。Holmの最盛期にあたる1940〜50年代、ルールファブリーケンの窯で焼成された作品と考えられます。
手仕事が生むかたち
ろくろを挽くことを好まなかったHolmは、大皿の成形にタタラ作りを用いています。シャモットを混ぜた粘土の板を凸状の石膏型にかぶせて形づくるこの手法により、完全な円形ではない、手仕事の痕跡を色濃く残す力強いフォルムが生まれました。
多層の釉薬とルールファブリーケンの炎
中心部はマットな茶褐色の粒状の質感、リムにかけて鉄釉とコバルトによる深い青へと移行しています。リム部分の文様は彫り込みではなく、釉薬の塗り分けと重ね塗りによるものです。異なる釉薬を筆で幾層にも重ね、ルールファブリーケンの窯で還元焼成することで、この複雑な色調と文様が生まれました。1969年の工場閉鎖後、電気窯ではこれほど変化に富んだ釉薬の再現は叶いませんでした。
作家: Åke Holm(1900-1980)
制作年: 推定1940〜50年代
素材: 炻器(シャモット混合粘土
技法: タタラ作り(石膏型使用)、筆による多層施釉
サイズ: W38.5 × 34 H5 cm
署名: 底に「Å. Holm」
コンディション: 美品(Excellen)
とても良い状態です。ヒビや欠けは見られません。わずかな経年感はありますが、気になる点はありません。
Åke Holmの作品年代について
オーケ・ホルムの作品を年代順に把握することはかなり難しいです。彼の作品は日付けがつけられておらず、彼自身も制作年代について具体的なことを語るのを避けるためです。シリーズごとにおおよその年代は分かりますが、後年に過去の手法を用いて作ることもあるため、特定は困難です。
SKU: 20250128a2/8405 カテゴリー: ALL ITEMS, スタジオピース, Åke Holm, Åke Holm Fat, ake holm on
在庫1個
Åke Holm (1900-1980)
スウェーデンの陶芸家で彫刻家。彼はHöganäsbolagetでの職を経て、自身の工房を1928年に開設しました。当初は不況を切り抜けるために土産物を作っていましたが、次第に芸術的な聖書の人物像や磁器の動物フィギュアを制作し始めました。彼の作品は1950年代から60年代にかけて聖書のモチーフが主流となり、そのスタイルは抽象的で洗練されたものに進化しました。世界的な名声は高まっていきましたが、彼は故郷Höganäsに留まることを選び、その作品の多くは地元Höganäs museumに寄贈されました。









