Sylvia Leuchovius Vase 23cm
¥45,000
Sylvia Leuchovius(シルヴィア・ロイコヴィウス)によるストーンウェアの花瓶です。
白い土肌と、深い青緑
すっと縦に伸びるシルエット。下半分は白い化粧土にオリーブがかった斑がまだらに浮かぶ素地、上半分は深い青緑の釉薬。ふたつの異なる表情が、ひとつの花瓶の中で静かに切り替わります。
ロイコヴィウスの代名詞は、粘土球を一つ一つ貼り付けるレリーフ装飾。けれどこの花瓶にはその装飾がありません。素材の肌合いと釉薬の色、そしてすっきりした形だけで成り立っている。1960年代以降、彼女の仕事が彫刻的な方向へ広がっていく中で生まれた、引き算の作品です。
白い素地に浮かぶまだらな斑は、シャモット粘土の粗い粒子と化粧土が焼成中に見せる自然な表情。意図して描いたものではなく、約1280°Cの高温の中で土と釉が反応した結果です。上半分のティール——緑みを帯びた深い青——には釉薬の微かな溜まりや小さな斑点があり、手仕事と窯の中の偶然が重なった景色になっています。
素材について
シャモット粘土を約1280°Cで焼き締めたストーンウェア。焼結した素地は硬く、吸水しないため、底面も無釉のまま仕上がっています。底面にはRörstrandの三冠マーク、手書きの「SL」「SWEDEN」、そして「7.」の数字が記されています。
下半分に見えるシャモット素地の粗い粒子や小さなピンホールは、この素材特有のもの。損傷ではなく、高温焼成で生まれる製造上の特性です。
作家: Sylvia Leuchovius(1915–2003)
メーカー: Rörstrand
制作年代: 1960年代〜1970年代(推定)
素材: シャモット・ストーンウェア、施釉
サイズ: 約 H23 cm
コンディション: 良好(Very Good)
全体的に良い状態です。目立つチップやヒビ、補修跡は見られません。シャモット素地特有の粗い粒子の露出やピンホールは焼成時に生じる製造上の特性であり、損傷ではありません。
※部屋に飾られている写真は、
SKU: 20210428r1/SL カテゴリー: sylvia leuchovius, Vase, ALL ITEMS, スタジオピース, Rörstrand, Sylvia Leuchovius, 北欧の花器, Sylvia Leuchovius 1, serial production タグ: serial production
在庫1個
Sylvia Leuchovius(1915–2003)
Swedish ceramist, Rörstrand from 1949.
Milan Triennale Silver Medal. Collections include Nationalmuseum Stockholm.
小さな粘土粒や花弁をひとつひとつ貼り重ね、土と釉薬に詩を宿す。ロールストランドのアトリエで一点ものの制作を貫いた陶芸家です。その仕事はストックホルムの批評家に「陶芸に詩が宿る」と評されました。



