Lisa Larson “Ekoxe”
¥85,000 元の価格は ¥85,000 でした。¥63,750現在の価格は ¥63,750 です。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、Landskapsdjur(景観動物)シリーズのEkoxe「クワガタ」です。
ブレーキンゲ地方の誇り——丸い石の上の小さな王者
Landskapsdjur(景観動物)シリーズは、1990年から1992年にかけてJie Keramik(イエ・ケラミック)のためにデザインされました。スウェーデンの25の地方それぞれを代表する動物は、1988年にWWF、ICA Kuriren、テレビ番組「Mitt i naturen」の共同企画で投票によって選ばれたもの。リサはこの25種すべてを陶器にする壮大な構想を持っていましたが、Jieが1992年に倒産したため、実現したのは14種にとどまりました。完結を見ることなく終わったシリーズだからこそ、一体一体に特別な重みがあります。
エクオクセ(クワガタムシ)は、ブレーキンゲ地方の景観動物であり、ヨーロッパ最大の甲虫です。本作では、川原の小石のようにころんと丸い土台の上に、一匹のクワガタムシがしっかりと脚を踏ん張って載っています。大顎をぐいと前に突き出したその姿は、どこか堂々として、まるで自分の領土を見張る小さな番人のよう。リサが動物に注ぐまなざしは、猫やライオンだけでなく、こんな小さな甲虫にまでやさしく、そしてユーモラスに届いています。
短命のシリーズが生んだ希少な一体
素地はストーンウェアで部分的に施釉が施されており、全長は約12cmです。土台の石を模した部分には、赤みを帯びた褐色の釉薬が不均一に掛かり、自然の石肌のようなざらりとした表情を見せています。クワガタムシ本体にはつややかな濃い茶褐色の釉がのり、脚のラインには黒い釉薬がアクセントとして走ります。
リサは1990年から1992年まで、スコーネ地方のJie Gantoftaで制作活動を行いました。Jie Gantoftaは1992年に創業50周年を迎えたものの、その年の暮れに倒産しています。そのため、このシリーズは生産期間がわずか2年ほどと極めて短く、市場に出回る数も限られています。底面にはJie Keramikのスタンプが確認できます。また、本シリーズはWWFへの収益寄付を目的として制作されたものです。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
シリーズ: Landskapsdjur(スウェーデンの景観動物)
作品名: Ekoxe / Blekinge(クワガタムシ / ブレーキンゲ地方)
メーカー: Jie Keramik(Gantofta, Sweden)
制作年代: 1990–1992年
素材: ストーンウェア、部分施釉
サイズ: 全長 約12cm
コンディション: 美品(Excellent)
とても良い状態です。チップやヒビ、補修跡は見られません。底面にJie Keramikのスタンプが残存。釉薬の濃淡やピンホールは焼成時に生じるもので、損傷ではありません。
※部屋に飾られている写真は、
SKU: 20220901L1/15 カテゴリー: ALL ITEMS, Lisa Larson, フィギュア, はじめての北欧アート, serial production, lisa larson タグ: serial production
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
“猫のマイキー”で知られるリサ・ラーソン──けれど世界では、自由な造形で評価されたスウェーデンを代表する陶芸家として語られています。



