Åke Holm Bowl 18.5cm
¥150,000
Åke Holm(オーケ・ホルム)による大型のボウル作品です。オーケは1930年代からボウルの深部に神秘的な絵を描き始めます。ただこれは描き始めた当時のシリーズではなく、70年代に新たな釉薬、技法と組み合わせて再構築した作品だと思われます。自分の中にある技法を掘り起こし、現在の感覚に合わせて制作を行うオーケらしい作品です。美しい現代的な色合いにオーケのテイストが加わり、北欧とイランと中国を組み合わせたような、他のどこにもない独自の陶器に仕上がっています。
ヒビや欠けもなく良いコンディションです。
φ18.5 h7.5 (cm)
1970s
オーケ・ホルムの作品を年代順に把握することはかなり難しいです。
彼の作品は日付けがつけられておらず、彼自身も制作年代について具体的なことを語るのを避けるためです。
シリーズごとにおおよその年代は分かりますが、後年に過去の手法を用いて作ることもあるため、特定は困難です。
在庫1個
Åke Holm (1900-1980)
スウェーデンの陶芸家で彫刻家。彼はHöganäsbolagetでの職を経て、自身の工房を1928年に開設しました。当初は不況を切り抜けるために土産物を作っていましたが、次第に芸術的な聖書の人物像や磁器の動物フィギュアを制作し始めました。彼の作品は1950年代から60年代にかけて聖書のモチーフが主流となり、そのスタイルは抽象的で洗練されたものに進化しました。世界的な名声は高まっていきましたが、彼は故郷Höganäsに留まることを選び、その作品の多くは地元Höganäs museumに寄贈されました。
【自身の工房で一人で作り続けた作品は全て一点物となっています】