Åke Holm Wall Plate 43cm SOLD OUT!
Åke Holm(オーケ・ホルム)作品の中でも希少な大型サイズの陶板作品です。オーケが1930年代からずっとモチーフとして用いてきた旧約聖書の一場面です。ただ宗教的な重厚感は薄く、どこか親しみやすいのは、オーケが美術の題材として旧約聖書を選んだからだと言われています。幼いころに音楽家を目指し、また絵も描いていた彼は、芸術に対して非常に自由でした。こちらもその自由な精神で作られたことが伝わってくる作品に仕上がっています。
フチに所々細かな欠けがあるため価格に反映させています。
43×38.5 (cm)
おそらく1950s
オーケ・ホルムの作品を年代順に把握することはかなり難しいです。
彼の作品は日付けがつけられておらず、彼自身も制作年代について具体的なことを語るのを避けるためです。
シリーズごとにおおよその年代は分かりますが、後年に過去の手法を用いて作ることもあるため、特定は困難です。
在庫切れ
Åke Holm (1900-1980)
スウェーデンの陶芸家で彫刻家。彼はHöganäsbolagetでの職を経て、自身の工房を1928年に開設しました。当初は不況を切り抜けるために土産物を作っていましたが、次第に芸術的な聖書の人物像や磁器の動物フィギュアを制作し始めました。彼の作品は1950年代から60年代にかけて聖書のモチーフが主流となり、そのスタイルは抽象的で洗練されたものに進化しました。世界的な名声は高まっていきましたが、彼は故郷Höganäsに留まることを選び、その作品の多くは地元Höganäs museumに寄贈されました。
【自身の工房で一人で作り続けた作品は全て一点物となっています】