Inger Persson Vase 44.5cm
¥200,000 元の価格は ¥200,000 でした。¥150,000現在の価格は ¥150,000 です。
Inger Persson(インゲル・ペーション)による、Rörstrand Ateljéラインの花器です。
二つの青と、土の素顔
上部三分の二を覆う鮮やかな青の釉薬が、まず目に飛び込んできます。手描きならではの筆の勢いがそのまま残った縦のストロークには、一筆ごとに濃淡の差があり、光が当たると海面に日が射し込んだような輝きが生まれます。口縁に向かってターコイズが明るく広がり、コバルトの深い青との移ろいが、この花器をどの角度から見ても飽きさせません。
下部三分の一は、釉薬をかけずにシャモットの素地がそのまま現れています。ざらりとした灰褐色の土肌と、その上に輝く青の釉薬——この二つの質感の鮮やかな対比こそ、Inger Perssonのスタジオ作品の真骨頂です。釉薬の裾が素地の上にすっと垂れ落ちているところも魅力のひとつ。窯の中の熱で釉薬が動いた痕跡であり、手仕事でしか生まれない、この一点だけの表情です。
高さ44.5cmのすっきりとした円筒形で、口縁にはろくろの跡を活かした段差のあるリング状の造形が施されています。枝ものを一本挿すだけで空間の印象が変わる、存在感のある一点です。
底面にはRörstrandの三王冠マーク「R」、Inger Perssonのイニシャル「IP」、そして「ATELJE SWEDEN」の刻印が確認できます。Ateljéラインはすべてが手引き(ハンドスロー)の一点もので、工場の量産ラインとは異なるスタジオ制作の作品です。
作家: Inger Persson(1936–2021)
メーカー: Rörstrand
ライン: Ateljé
制作年代: 1960年代
素材: シャモット・ストーンウェア、部分施釉
サイズ: φ16 H44.5 cm
コンディション: 良好(Very Good)
良い状態です。軽い経年感やスレがありますが、全体の印象を損なうものではありません。チップやヒビ、補修跡は見られません。シャモット素地特有の微細な凹凸やピンホールは焼成時に生じるもので、損傷ではありません。
※部屋に飾られている写真は、実際の作品写真をもとに生成AIで作成した展示イメージです。作品そのものの形状・質感・状態は、商品写真をご確認ください。
SKU: 20240521r1 カテゴリー: ALL ITEMS, Inger Persson, 北欧の花器, 青の釉薬, serial production, inger persson, SALE タグ: serial production
在庫1個
Inger Persson(1936-2021)
温かなユーモアと巧みなろくろ技術を兼ね備えたスウェーデンの陶芸家です。フクロウや鳥などを抽象的に表現し、深い青を軸とする鮮やかな釉薬使いで知られます。粗めのシャモット土や手彫り模様を生かし、伝統に遊び心を加えた作品は国内外で高く評価されました。動物造形のユーモラスな魅力と色彩の豊かさが、多くの人々を引きつけ続けています。







