Lisa Larson FAGEL
¥180,000 元の価格は ¥180,000 でした。¥135,000現在の価格は ¥135,000 です。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、UnikシリーズのFågel「鳥」の陶板作品です。
一枚一枚が違う。型で生まれ、手で育てられた陶板
Unik——スウェーデン語で「ユニーク」を意味するこのシリーズは、1961年、リサ・ラーソンがグスタフスベリのために構想した壁掛け陶板のコレクションです。全9種類のモチーフが存在し、1962年から1986年まで四半世紀にわたって作り続けられました。
このシリーズの最大の特徴は、同じ型から生まれながら、すべてが異なる表情を持つという点にあります。型成形によって均一に作られた陶板に、熟練の装飾担当者(dekoratör)が一枚ずつ手作業で色を置いていく——工場はあえて彼女たちに「大きな自由」を与え、創造性を奨励しました。結果として、工業製品でありながら一つとして同じ配色が存在しない、矛盾に満ちた美しいシリーズが誕生したのです。
本作は、その中でも鳥(FÅGEL)をモチーフにした一枚。深い青の円模様が翼を飾り、黄土色のテクスチャーが胴体を覆う、どこか古代のモザイクを思わせる配色です。筆の流れがそのまま残り、釉薬の濃淡が場所ごとに表情を変える——これは手作業だからこそ現れる、計算できない豊かさです。
1960年代の理想が宿る陶板
この作品が生まれた1960年代は、スウェーデンの「国民の家(Folkhem)」という理念が最も輝いていた時代でした。美しいものは、一部の富裕層だけのものではない。工業の力で効率よく、けれど魂は失わずに——そんな理想を、リサはこのUnikシリーズで実現しようとしました。
型で作るから価格は抑えられる。でも、手で彩るから温もりは残る。量産品でありながら、持ち主だけの一枚になる。そのバランス感覚こそが、このシリーズの核心です。
裏を返せば、グスタフスベリのスタジオハンド刻印がくっきりと残っています。これは工場による正規の刻印であり、手書きではありません。つまり本作は完全な一点物(Unikat)ではなく、量産シリーズ「Unik」の一枚です。ただし、装飾の自由度の高さゆえに、この配色の組み合わせは他に存在しない可能性が高く、事実上のユニークピースとして捉えることができます。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
シリーズ: Unik
作品名: Fågel(鳥)
メーカー: Gustavsberg
制作年代: 1962–1986年
素材: ストーンウェア、手描き装飾、施釉
サイズ: 約22 × 28 cm
コンディション: 良好(Very Good)
全体に使用に伴う微細な擦れと経年の風合いが見られますが、構造的な問題はありません。チップやヒビ、補修痕はなし。裏面に吊り下げ用ワイヤーが残存。グスタフスベリ工場刻印およびスタジオハンド刻印を確認できます。釉薬表面の凹凸やピンホールは焼成時に生じる製造上の特性であり、損傷ではありません。
※部屋に飾られている写真は、実際の作品写真をもとに生成AIで作成した展示イメージです。作品そのものの形状・質感・状態は、商品写真をご確認ください。
SKU: 20230317g4/63 カテゴリー: lisa larson, ALL ITEMS, Lisa Larson, スタジオピース, 北欧の陶板 , Gustavsberg, Bird, serial production タグ: serial production Brand: Gustavsberg
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
“猫のマイキー”で知られるリサ・ラーソン──けれど世界では、自由な造形で評価されたスウェーデンを代表する陶芸家として語られています。




