Lisa Larson Fisk
¥450,000 元の価格は ¥450,000 でした。¥337,500現在の価格は ¥337,500 です。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、Fisk「魚」の陶板です。
壁に掛ける彫刻——1960年代グスタフスベリの陶板
1960年代のグスタフスベリで、リサはストーンウェアの壁掛け陶板を精力的に手がけました。このFisk(魚)は、その中でもひときわ大胆な一枚です。横に長く伸びた魚の輪郭そのものが陶板の形になっている——四角いタイルに魚を描くのではなく、粘土の塊そのものを一匹の魚に見立てるという、リサらしい発想の転換がここにあります。
体の中央に彫り込まれたジグザグ、三角の連なり、丸い粒の列。まるで古代の護符か、どこか遠い海の民が壁に刻んだ記号のよう。写実ではなく、「魚」という存在の骨格だけを抽出して、力強い幾何学模様に置き換えています。57cmという横幅は、壁に掛けたとき思いのほか存在感があります。濃い褐色のざらりとした肌に浮かぶターコイズブルーの釉溜まりが、深い海の底をちらりと覗かせるようです。
釉薬と刻みがつくる、一枚だけの表情
素材は部分施釉のストーンウェア。リサ自身が粘土で原型を彫り、そこから石膏型を起こして成形されています。レリーフの凹部に溜まったターコイズブルーの釉薬は、焼成中の熱と重力によって深く沈み、凸部のシャモット質の土肌はほとんど素地のまま残されています。青い三角、青い粒——色が入るのは釉薬が溜まった窪みだけ。この引き算の色彩設計が、荒々しい造形にリズムと奥行きを与えています。
裏面は白い素地がそのまま露出し、銅線の壁掛け金具がオリジナルのまま残っています。オークション記録によると、この魚の陶板はグスタフスベリにて1963年から1969年にかけて製造されたストーンウェアの壁掛けです。石膏型による量産品ではありますが、釉薬の掛かり具合や窯内での位置によって一枚ごとに表情が異なります。同じ型から生まれても、同じ青の溜まり方をした陶板はふたつとありません。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
作品名: Fisk(魚)
メーカー: Gustavsberg
制作年代: 1963–1969年
素材: シャモット・ストーンウェア、部分施釉
サイズ: 約 24 × 57 cm
コンディション: 良好(Very Good)
全体的に良い状態です。チップやヒビ、補修跡は見られません。裏面の銅線壁掛け金具はオリジナル。シャモット素地特有の微細な凹凸やピンホールは焼成時に生じるもので、損傷ではありません。
SKU: 20230120g3/59 カテゴリー: lisa larson, ALL ITEMS, Lisa Larson serial, Lisa Larson, SALE, 北欧の陶板 , Gustavsberg, serial production タグ: serial production Brand: Gustavsberg
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
“猫のマイキー”で知られるリサ・ラーソン──けれど世界では、自由な造形で評価されたスウェーデンを代表する陶芸家として語られています。


