Lisa Larson Unique Piece
¥150,000
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、Lilla Zoo(小さな動物園)シリーズ「Katt」の量産前プロトタイプと考えられる猫のフィギュアです。
すべてはこの猫から始まった
Lilla Zooは、リサがグスタフスベリでの試用期間中にデザインした最初の動物シリーズです。しっぽをぴんと立てた一匹の猫を見た芸術監督スティグ・リンドベリが、「同じスタイルでもっと動物を作って、シリーズにしないか」と声をかけたことから始まりました。1955年のデザインから1979年まで、猫、キツネ、馬、ダックスフンドなど全7種が作り続けられた、リサの原点ともいえるシリーズです。
本品は、そのLilla Zooの猫と同じフォルムでありながら、量産品とはまるで別の土でできています。量産品に採用されたグレーがかった砂色のシャモット・ストーンウェアではなく、赤褐色で荒い粒子がむき出しになった粘土。手に取ると、ざらりとした土の存在感が量産品よりもずっと強く伝わってきます。
「どの土で作るか」を探っていた頃の一匹
リサの特徴であるシャモット陶土は、グスタフスベリの研究室(glasyrlabb)が彼女の希望に応じて開発したものです。この猫は、その素材の最適解が見つかる前——さまざまな粘土を試していた段階で生まれたテストピースと考えられます。
顔の部分にだけ白い釉薬が施され、コバルトブルーで目と鼻がさっと描かれています。背中にはターコイズがかった釉薬がわずかにのぞき、体の大部分は無釉のまま。量産品では背中全体に濃い青緑の縞模様が施されるのとは対照的に、装飾は最小限にとどめられています。体の側面に刻まれた縦の線刻は量産品と共通していますが、釉薬や手描きのタッチには、まだ「試し」の空気が漂います。
底面にはサインもスタンプもありません。量産品であればグスタフスベリのスタンプや「Lisa L」の刻印があるところですが、それがないこと自体が、この猫がまだ生産ラインに乗る前の段階にあったことを物語っています。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
シリーズ: Lilla Zoo(小さな動物園)
作品名: Katt(猫)— 量産前プロトタイプ
メーカー: Gustavsberg
制作年代: 1955年頃(推定)
素材: ストーンウェア(赤褐色の粗粒粘土)、部分施釉
サイズ: H10cm
コンディション: 良好(Very Good)
良い状態です。チップや補修跡は見られません。顔面の釉薬の縁にわずかな釉はがれが見られますが、テストピースとしての性格を考えれば自然な状態です。粗粒の素地特有の凹凸やピンホールは素材の特性であり、損傷ではありません。
※部屋に飾られている写真は、実際の作品写真をもとに生成AIで作成した展示イメージです。作品そのものの形状・質感・状態は、商品写真をご確認ください。
SKU: 20240412g5/LU12 カテゴリー: ALL ITEMS, Lisa Larson, フィギュア, Lisa Larson Prototype, Artist's Edition
在庫1個







