Lisa Larson Unique Piece
¥1,800,000
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、「Albertina」(アルベルティーナ)のオリジナル・スタジオ作品です。
アルベルティーナ号、出航
船体に「ALBERTINA」の名を掲げた一隻の船。甲板には双眼鏡を構える船長、手を振る乗客たち。船首にはフィギュアヘッドの馬が波風を切り、舷側にはちいさな救命ボートと錨。鳥かごの中の鳥、波間を泳ぐ魚たち——船のあちこちに物語の断片がぎっしりと積み込まれています。乗客たちの表情がみな少しずつ違うのが、リサらしいユーモアです。
量産品のAlbertinaは1959年にデザインされ、グスタフスベリでわずか約1年間だけ生産された船型のウォールレリーフです。白いストーンウェアに白地ベースの絵付けが施された高さ28cmの作品で、その短い製造期間から量産品としてもかなりの希少品として知られています。
量産品が生まれる前の、リサの手の中の船
本品は、その量産品Albertinaの元になったオリジナルのスタジオ作品と考えられます。
同じ船のモチーフでありながら、素材が根本的に異なります。量産品が白いストーンウェアで作られているのに対し、本品はシャモット・ストーンウェア。裏面には粗い粒子を含んだざらりとした土肌がそのまま現れています。サイズも34×30cmと量産品の28cmよりひと回り大きく、装飾の密度と立体感も別次元です。量産品では白地の上に平面的な絵付けで表現されたモチーフが、本品ではシャモットの土肌を活かした上に、コバルトブルーの深い釉薬、淡い水色のテクスチャー、黒と白のコントラストで、レリーフとしての厚みを持って立ち上がっています。
1950年代後半のグスタフスベリでは、芸術監督スティグ・リンドベリがリサの作品を定期的に審査し、量産化するデザインを選んでいました。本品はまさにその過程——リサがスタジオで自由に手がけたアート作品から、リンドベリの判断を経て量産品Albertinaが生まれる、その出発点にあたる作品です。裏面にサインや工場の刻印がないことも、量産ラインを経ていないスタジオ段階の制作であることを裏づけています。
リサはかつてこう語っています。「一点物の仕事はいつも息継ぎの場だった。量産の条件に縛られず、自分の気分のままに装飾する喜びを解き放てる場所。」この船には、まさにその自由な空気が宿っています。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
シリーズ: Albertina(アルベルティーナ)
作品名: Albertina — オリジナル・スタジオ作品
メーカー: Gustavsberg
制作年代: 1959年頃(量産に先立つスタジオ制作)
素材: シャモット・ストーンウェア、部分施釉
サイズ: 約34 × 30 × 2cm
コンディション: 美品(Excellent)
とても良い状態です。チップやヒビ、補修跡は見られません。シャモット素地特有の微細な凹凸やピンホールは焼成時に生じるもので、損傷ではありません。
※部屋に飾られている写真は、
SKU: 20240522g1 カテゴリー: ALL ITEMS, Lisa Larson, 北欧の陶板 , Lisa Larson Unique Piece, Lisa Larson Prototype, All Uniquepiece, Original Studio Piece
在庫1個








