Lisa Larson Unique Piece
¥900,000
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、Varieté(ヴァリエテ)シリーズの原画となったユニークピース(一点物)陶板、鳥のモチーフです。
量産の舞台裏に眠っていた、もうひとつのヴァリエテ
Varietéシリーズは、7種の花器、4種の皿、1種の蓋物で構成される量産シリーズで、白いストーンウェアに黒い釉薬を施し、色鮮やかな動物や人物モチーフがレリーフで表現されています。シリーズ名の「ヴァリエテ」は、歌や踊りの多彩な演目で構成される舞台公演を意味します。
本品は、その量産シリーズのためにリサが描いた「原画」にあたるスタジオ作品です。右下に「LISA L. -56」と手彫りで年号入りのサインが刻まれており、1956年——リサがグスタフスベリに入って2年目のスタジオワークであることがわかります。量産品が白いストーンウェアに黒釉という統一されたフォーマットで仕上げられているのに対し、この陶板は暗い地肌に青、緑、黄、褐色の釉薬が自由に溶け合い、まるで別の世界の鳥たちです。体を覆い尽くす細かな線刻——三角、波線、点描——はリサの手で一つひとつ刻まれたもの。量産品のレリーフとは密度も表情もまるで異なります。
1956年のスタジオから
2羽の鳥は、上下に重なるように構図されています。上の鳥は小さく、扇のような尾羽をぴんと立て、下の鳥はどっしりと大きく、堂々たる体躯で画面を支えています。どちらも嘴をすっと前に突き出し、どこか得意げ。体の中に詰め込まれた幾何学模様のパッチワークは、量産品では到底再現できない、スタジオワークならではの密度と即興性を持っています。釉薬は焼成の中で予測不能に反応し、青が緑に滲み、黄が褐色と交わる。リサ自身が語っていたように、「窯を開けるまで何が起きるかわからない」——その驚きが、この陶板にはそのまま焼き付けられています。
陶板はグレーに塗装された木製パネルに金属の爪で固定されています。裏面にはワイヤーの吊り金具が残っており、かつて壁に掛けられていたことがわかります。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
シリーズ: Varieté(ヴァリエテ)原画 / ユニークピース
作品名: Fåglar(鳥)
メーカー: Gustavsberg Studio
制作年: 1956年
素材: ストーンウェア、施釉、手彫りサイン「LISA L. -56」、木製パネル付き
サイズ: W40 × H32 cm(パネル含む)
コンディション: 難あり品(Fair)
陶板の右下に修復跡が見られます。木製パネルの枠が一部外れかけており、陶板を固定する金属の爪(釘)が数か所飛び出しています。陶板表面には経年による小傷やスレがあります。アート作品としての鑑賞価値は十分に保たれていますが、パネルの補修は将来的にした方が良いかもしれません。
※部屋に飾られている写真は、
SKU: 20240520g2/soto2 カテゴリー: ALL ITEMS, Lisa Larson, 北欧の陶板 , Gustavsberg, Lisa Larson Prototype, Original Studio Piece Brand: Gustavsberg
在庫1個









