Lisa Larson Unique Piece
¥900,000 元の価格は ¥900,000 でした。¥675,000現在の価格は ¥675,000 です。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、ユニークピース「ウマに乗る人(Horse rider)」です。
馬上の人と、その両脇に佇むもの
中央に座すのは、つばの広い帽子をかぶり、口ひげをたくわえた小さな騎手。縞模様のマントを羽織り、まっすぐにこちらを見据えています。その左右には、たてがみを逆立てた馬の顔と、三日月をかかげる従者のような姿。台座から伸びる二本の太い脚が、この一群をぐっと持ち上げ、まるで小さな祭壇のような佇まいです。
コバルトブルー、イエローオーカー、暗いグレーが折り重なり、表面には筆の勢いと釉薬の流れがそのまま残っています。眺める角度を変えるたびに表情が変わり、騎手の顔のあたりだけ、ふっと愛嬌のある眼差しがこちらを見返してくる——リサの手仕事ならではの体温が、この小さな塊に宿っています。
リサ・ラーソン展に出展された作品の、色違いの一点
本品は、2023年から2024年にかけて日本を巡回したリサ・ラーソン展「創作と出会いをめぐる旅」に出展された同主題作品(図録P54掲載、1960年代制作、H175mm)の、リサ自身の手による色違いのユニークピースです。展覧会出展作はやや控えめなトーンでしたが、本品は青の濃淡をより大胆に効かせ、白い素地が要所で抜けるように残されています。同じモチーフでありながら、まったく別の表情を持つ一体です。
リサにとって、ユニークピースの制作は量産デザインと並走する「andningshål(息継ぎの場所)」でした。シリーズ生産では決められた釉薬と形を踏襲しなければなりませんが、ユニークピースでは粘土を板状に伸ばし、切り出し、組み立て、そのつど自分の気分で釉薬を載せていく——本品の制作姿勢もまさにそれです。各パーツは板作り(kavlad lera)で平たく成形され、立体として組み合わされており、表面には版画のような平面性と、彫刻としての立体感が同居しています。
底面にはGustavsbergのラベルと、リサ自身による手彫りのサインが残されています。1960年代、リサがピーター・ヴォーコス(カリフォルニア大学バークレー校)のスタジオに客員作家として滞在した時期と重なる制作で、量産フィギュアの愛らしさとはまったく異なる、彫刻家としてのリサが立ち上がってきます。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
メーカー: Gustavsberg
制作年代: 1960年代
素材: 炻器(stengods)、手びねり・板作り、施釉
サイズ: H約18cm
マーキング: 底面にGustavsbergラベル、手彫りサイン
出展歴: 同主題の作品が、リサ・ラーソン展「創作と出会いをめぐる旅」(2023–2024年、日本巡回)に出展(図録P54掲載)
コンディション: 美品(Excellent)
良好な状態です。チップやヒビ、補修跡は見られません。釉薬面のムラ・濃淡、素地の抜けは、リサ自身の手作業による施釉特性であり、損傷ではありません。
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在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
Swedish ceramist, Gustavsberg 1954–1980.
Known worldwide for figurines and unique stoneware sculptures.
可愛らしいキャラクターで愛されるリサ・ラーソン。
世界のアートシーンでは、スウェーデンを代表する陶芸家として
その手仕事が今も各国の美術館で紹介され続けています。








