Sylvia Leuchovius Wall plate
¥120,000 元の価格は ¥120,000 でした。¥90,000現在の価格は ¥90,000 です。
Sylvia Leuchovius(シルヴィア・ロイコヴィウス)によるストーンウェアの壁掛けプレート(アトリエ品)です。
深いコバルトブルーの庭に佇む3羽の鳥
花のように広がる有機的な輪郭の中に、3羽の白い鳥と深緑の葉が配されています。上部の1羽は星のように散らされた粘土球の中にぽつんと。下部の2羽は向かい合い、その間を葉が埋めていく。それぞれの鳥の胸元には、小さな粘土球を密に集めたメダリオン。ロイコヴィウスの代名詞であるこのレリーフが、鳥たちに静かな重みと体温のようなものを与えています。
40×38.5cmという大きさは、彼女の壁掛けプレートの中でもかなりの大判です。しかも一般的な矩形や円形ではなく、5つのローブが重なり合う自由な輪郭。壁に掛けたとき、それはプレートというより一枚の絵画のように壁面を占めます。1950〜60年代の北欧陶芸がミニマリズムに向かう中で、ロイコヴィウスは装飾的・詩的な表現を貫きました。同時代の批評家が「粘土と色彩の詩(poesi i lera och färg)」と称したその仕事の、最も鮮やかな色彩を見せる一枚です。
アトリエ品——Rörstrandの制作体制が生んだ作品
裏面には三冠付きRörstrandマーク、イニシャル「SL」、「ATELJÉ」「SWEDEN」の刻印。Rörstrandのアトリエ部門で少量のみ制作されたアトリエ品です。量産ラインとは異なり、作家の芸術的な意志が直接反映された限定生産の作品。Rörstrandのアトリエ制度は、アーティストが自由に制作し革新的な表現を追求できる体制として機能し、芸術監督Gunnar Nylundが1930年代に築いた釉薬体系と共有インフラがその土台にありました。
素地はシャモット・ストーンウェア。約1280°Cで焼き締められた素地は非常に緻密で、裏面に露出する無釉のシャモット肌は砂岩を思わせる質感を持っています。深いコバルトブルーの釉薬は表面に艶やかな光沢をたたえ、鳥の白、葉の深緑との三色の対比が鮮烈です。くすんだ色調(”multna färger”)を得意としたロイコヴィウスの作品の中では、とりわけ色彩の強度が際立つ一枚と言えます。
作家: Sylvia Leuchovius(1915–2003)
メーカー: Rörstrand
制作年代: 1950年代〜1960年代(推定)
素材: シャモット・ストーンウェア、施釉
サイズ: 約 H40 × W38.5 cm
コンディション: 良好(Very Good)
全体的に良い状態です。目立つチップやヒビ、補修跡は見られません。シャモット素地特有の微細な凹凸やピンホールは焼成時に生じる製造上の特性であり、損傷ではありません。
SKU: 20230324r1/木 カテゴリー: sylvia leuchovius, ALL ITEMS, wallplate, スタジオピース, 北欧の陶板 , Rörstrand, Sylvia Leuchovius, Bird, Sylvia Leuchovius 1, serial production タグ: serial production
在庫1個
Sylvia Leuchovius(1915–2003)
Swedish ceramist, Rörstrand from 1949.
Milan Triennale Silver Medal. Collections include Nationalmuseum Stockholm.
小さな粘土粒や花弁をひとつひとつ貼り重ね、土と釉薬に詩を宿す。ロールストランドのアトリエで一点ものの制作を貫いた陶芸家です。その仕事はストックホルムの批評家に「陶芸に詩が宿る」と評されました。



