Thomas Hellström Jultomten SOLD OUT!
Thomas Hellström(トーマス・ヘルストローム)による、Jultomten(サンタクロース)のフィギュアです。
ダーラナの窯から生まれた、陽気なトムテ
1924年にアメリカで生まれ、ヨーテボリで育ったトーマス・ヘルストロームは、1958年にRättvikに移り住み、Nittsjö Keramikのデザイナー兼技術者として活動しました。彼が手がけた季節の装飾品のひとつが、このトムテ(スウェーデンのサンタクロース)です。
両手をぐっと左右に広げた歓迎ポーズ。目も口もないのに、ざくざくと刻まれた大きな髭だけで、なぜかこちらに笑いかけているように見えます。帽子の先にぽつんと開いた穴が、どこかとぼけた愛嬌を添えています。
シャモットの土肌と、鮮やかな赤い帽子
ヘルストロームのフィギュアは土器(lergods)やテラコッタで成形された、触覚的(taktil)な造形が特徴です。このトムテも、体全体にシャモットの粗い粒子が顔を覗かせ、指先にざらりとした土の記憶が残ります。帽子にはたっぷりと赤い光沢釉がかけられ、釉薬の濃淡がまだら模様となって、まるで雪がちらついているよう。体を覆う深いオリーブグリーンの釉薬との対比が、北欧の冬の空気をそのまま閉じ込めたかのようです。
動物フィギュアや「Thomas blå」で広く知られていますが、このトムテのような季節の作品にも、その遊び心と温かみがしっかりと息づいています。
作家: Thomas Hellström(1924–2006)
メーカー: Nittsjö Keramik
作品名: Jultomten(サンタクロース)
制作年代: 推定1970〜1990年代
素材: シャモット入り土器(lergods)、施釉
サイズ: 高さ 約20.5cm
コンディション: 良好(Very Good)
ヒビ、欠けともに見られず、良好な状態です。シャモット素地特有の表面の凹凸や微細なピンホールは焼成時に生じるもので、損傷ではありません。赤い釉薬のまだら模様は意図的な仕上げです。
SKU: 20210308n1/3-4 カテゴリー: ALL ITEMS, Nittsjo, Thomas Hellström, フィギュア, SOLD OUT!, Christmas, はじめての北欧アート
Thomas Hellström(1924–2006)
Swedish ceramist, Nittsjö Pottery, Dalarna from 1958.
Collections include Nationalmuseum Stockholm and Röhsska Museum Gothenburg.
ダーラナ地方のニッツィオ工房で半世紀、デザイナーと技術者の二つの顔で陶芸の現場を支え続けた作家。動物フィギュリンから公共彫刻まで、「みんなのために良いものを届ける」仕事を静かに貫きました。




