FRANCESCA MASCITTI-LINDH Wall Plate
¥850,000
夕暮れを思わせるピンクや赤が、北欧の静かな空気を湛えながらもイタリアの古代壁画を想起させる力強さを宿し、まるで二つの世界が同時に映し出されているかのようです。背景の淡い光と対照的に、白い蕾を抱いた細い茎が浮かび上がり、その一瞬の生命感が作品全体に瑞々しい緊張感を与えています。イタリア生まれでフィンランドでも長年活動したフランチェスカ・マシッティ=リンドは、こうした異なる文化の交差点を巧みに捉え、古代的な装飾感と北欧の自然観を融合する独自の作風を築き上げました。いわばこの作品には、壮大な壁画の片鱗と寂静な夕暮れの風景が重なり合い、彼女が一貫して表現してきた有機的で詩情あふれる世界観が凝縮されています。
ダメージもなく良いコンディションです
42.5×42.5 (cm)
1970s
SKU: 20240220g1 カテゴリー: ALL ITEMS, All Uniquepiece, Arabia, francesca d, Francesca Mascitti-Lindh, スタジオピース, 北欧の陶板 Brand: ARABIA
在庫1個
Francesca Mascitti-Lindh(1931– )
Italian-born Finnish ceramist, Arabia Art Department 1955–1989.
Works held by MoMA New York and V&A London. Faenza Gold Medal 1973, 1977.
イタリアに生まれ、フィンランドのアラビア社で43年。フィンランドの土に地中海の光を宿す壁面レリーフで知られますが、同時代の著名作家の陰に長く隠れていました。いま、「偉大だが無名の陶芸家」として国際的な再評価が進んでいます。








