Inger Persson Vase SOLD OUT!
Inger Persson(インゲル・ペーション)による、Rörstrand Ateljéラインの花器です。
深い青と、土に刻まれたストライプ
上部三分の二を覆うのは、たっぷりと厚みのあるコバルトブルーの釉薬。光を受けると深い紺のなかにターコイズがちらりと透け、口縁の内側ではその青がさらに明るく輝いています。同じ釉薬でも、塗りの厚みや重なり方ひとつで表情がまるで異なる——この花器では、コバルトの深さが前面に出た、どこか凛とした落ち着きのある青です。
下部のシャモット素地には、明るい色の斜めのストライプが刻まれています。素地の層の色の違いを活かした装飾で、釉薬の艶やかな青とは対照的な、乾いたマットな質感です。ストライプの隙間からはシャモットの粗い土肌がそのまま覗き、手仕事の気配がはっきりと伝わってきます。
口縁がわずかに外に開いた小ぶりな円筒形。一輪挿しとして、あるいはそのまま置いて青の表情を楽しむにも、ちょうどいいサイズです。
底面にはRörstrandの三王冠マーク「R」、Inger Perssonのイニシャル「IP」、そして「ATELJE SWEDEN」の刻印が確認できます。Ateljéラインはすべてが手引き(ハンドスロー)の一点もので、工場の量産ラインとは異なるスタジオ制作の作品です。
作家: Inger Persson(1936–2021)
メーカー: Rörstrand
ライン: Ateljé
制作年代: 1960年代
素材: シャモット・ストーンウェア、部分施釉
サイズ: φ11 H15 cm
コンディション: 良好(Very Good)
良い状態です。軽い経年感やスレがありますが、全体の印象を損なうものではありません。チップやヒビ、補修跡は見られません。シャモット素地特有の微細な凹凸やピンホールは焼成時に生じるもので、損傷ではありません。
※部屋に飾られている写真は、
SKU: 20210618r3/セ カテゴリー: inger persson, SALE, ALL ITEMS, Inger Persson, 北欧の花器, SOLD OUT!, 青の釉薬, serial production タグ: serial production
Inger Persson(1936–2021)
Swedish ceramist, Gustavsberg Studio.
Known for bold blue glazes and studio stoneware.
くすんだ茶や灰が上品とされた時代に、深い青を迷わず選び続けた陶芸家。その鮮やかさは装飾ではなく、形と空間を導くための判断でした。評論家はその仕事を「永遠の若さ」と呼んでいます。





