BÖRJE SKOHG Fish
¥145,000
この作品はBörje Skoghの洞窟壁画シリーズの一つで、長方形の陶板に描かれたもので、古代の遺物のような形状ではなく、整ったフォルムが特徴です。ここに描かれているのは、群れで泳ぐ魚たちのシーンで、釉薬による風化した大地のような背景に、銀彩で描かれた魚のモチーフが浮かび上がっています。
Skoghの洞窟壁画シリーズは、古代の象徴を現代的な視点で再解釈し、釉薬や銀彩の技法を用いて時間と自然の流れを表現しています。この作品では、魚たちの群れが静かに泳ぐ姿が強調されており、背景に広がる複雑なテクスチャが、海底や風化した大地を想起させます。銀彩が用いられていることで、魚たちは立体感を持って浮かび上がり、歴史的な要素と現代の技術が融合した作品となっています。
この陶板は、発掘された古代の遺物のような印象を与える他の作品とは異なり、Skoghが整えたフォルムを持つことで、過去と現代をつなぐ新たな表現を生み出しています。
ヒビや欠けもなく良好なコンディションです
30×43.5 D1.5 (cm)
在庫1個
SKU: 20221211g2/46 カテゴリー: ALL ITEMS, 北欧の陶板 , Gustavsberg, Borje Skohg
Börje Skogh (1923-2006)
銀の釉薬を用いた独自の技法で世界を魅了したスウェーデン出身の陶芸家であり、芸術家です。彼の作品は世界各地で展示され、ニューヨーク、パリ、コペンハーゲン、オスロ、ヘルシンキをはじめとするギャラリーや美術館で多くの個展を開催しました。1987年にグスタフスベリを退職後、スクーギはダーラナ県レットヴィクに移り、絵画制作に専念しました。彼の作品はストックホルムの国立美術館をはじめとして、数多くの美術館に収蔵されています。