Sylvia Leuchovius Fagel
¥75,000
澄んだ青と、余白の白。その静かな対話のなかに、一羽の鳥がそっとたたずんでいます。並べられた花のかたちはどれもわずかに異なり、整いすぎないリズムがやわらかな動きを生んでいます。この作品には、レウショヴィウスらしい繊細さと、北欧らしい装飾の明るさが共に息づいています。かたちも色も控えめながら、視線を向けるたびに、静かに心を整えてくれるような存在です。光のある場所に飾れば、その印象はより澄みわたり、日々の空間にそっと寄り添ってくれます。
ヒビや欠けもなく非常に良いコンディションです。
1970s
28.5×32×2 cm
在庫1個
Sylvia Leuchovius (1915–2003)
土と釉薬を用いて「夢見るような世界」を表現した、スウェーデンを代表する陶芸家です。量産品の潮流とは異なる道を歩み、手仕事による一点制作にこだわり続けました。小さな粘土粒や花弁を貼り重ねる繊細なレリーフ技法と、透明感ある色彩が特徴です。その作品は「土と色彩による詩」と評され、今も静かな人気を集めています。
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