Lilla/Stora Zoo動物園シリーズ

1956 ⸻

小さな動物園

キツネ、馬、バイソン、そしてダックスフンドまで。この可愛い動物たちはリサがGustavsbergで働き始めた頃に作られました。1956年、今から70年近くも前ですね。リンドベリがリサのアトリエに立ち寄った際にとても気に入り、”Lilla Zoo=小さな動物園”という名前でシリーズ化することが決まります。とても可愛い作りですが、動物の特徴をよく捉えており、どこか野性味のある雰囲気に仕上がっています。

リサが手掛けた動物園シリーズは人気となり、70年代まで実に20年間も作り続けられるヒット作品となります。

ネコのマイキー ⸻
大きな動物園

小さな動物園シリーズが人気となったので、二年後に新たに”大きな動物園”シリーズも作られます。ヘラジカやキリン、シロクマなど作られるのですが、ここで初めてあの有名なネコが登場します。リサのキャラクターである”マイキー”の元となったネコですね。有名なあのキャラクターは娘のヨハンナさんが描いたものなので、登場するのはまだまだずっと先となるのですが、その元になる作品は1958年に生まれていたのでした。写真はそんなリサの家族にとって大事なネコ、その試作品となります。これが元になり、ネコは製品化されていくことになります。

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