Åke Holm 絵画作品(ワックスクレヨン・水彩)
¥200,000
鮮烈な青、深い緑、燃えるようなオレンジ。陶芸家Åke Holmの、紙の上でしか見られないもうひとつの顔がここにあります。炻器の落ち着いた茶褐色や黒の世界からは想像しがたい、まさに「色彩の爆発」と呼びたくなる一枚です。
陶芸家の内なる色彩
画面には人物像と思われるフォルムが、木々のような垂直の色面に囲まれて描かれています。青いスカートのような形、ピンクの肌色、そして右端の黒いクレヨンの荒々しいストローク──ワックスクレヨンと水彩を併用した混合技法で、勢いのある筆致がそのまま残されています。ホルムの陶芸作品に通じるブロック状の構成感がありながら、色彩の強さと奔放さは、紙の上でしか許されなかった自由そのものです。
資料によれば、ホルムは素描の際にワックスクレヨンを好んで用い、そこでは「炻器の持つ柔らかく落ち着いた色彩とは対照的に、色彩が文字通り爆発していた」と記されています。本作はまさにその記述を裏づける作品といえます。ホルムは絵画制作を「自身の趣味」と語り、長らく公にすることはありませんでした。1977年にヘガネス博物館の説得でようやく初めての展覧会が実現し、200点以上が展示されましたが、それでもなお、その全貌は「もう一冊本が作れるほど膨大」であったといいます。陶芸家としての公的な顔の裏で、紙の上に解き放たれた色彩感覚──この一枚は、Åke Holmという芸術家の多面性を伝える希少な作品です。
作家: Åke Holm(1900-1980)
技法: ワックスクレヨン、水彩(混合技法)
サイズ: W39×38 cm(額装サイズ)
サイン: 右下に「å Holm」
額装: 木製フレーム、マット付き
コンディション: 良好(good)
ダメージは見られず、良好な状態です。紙面・額装ともに目立つ傷や汚れはありません。
Åke Holmの作品年代について
オーケ・ホルムの作品を年代順に把握することはかなり難しいです。彼の作品は日付けがつけられておらず、彼自身も制作年代について具体的なことを語るのを避けるためです。シリーズごとにおおよその年代は分かりますが、後年に過去の手法を用いて作ることもあるため、特定は困難です。
SKU: 20241021a2 カテゴリー: ALL ITEMS, Åke Holm, 絵・イラスト・ポスター, ake holm on
在庫1個
Åke Holm (1900-1980)
スウェーデンの陶芸家で彫刻家。彼はHöganäsbolagetでの職を経て、自身の工房を1928年に開設しました。当初は不況を切り抜けるために土産物を作っていましたが、次第に芸術的な聖書の人物像や磁器の動物フィギュアを制作し始めました。彼の作品は1950年代から60年代にかけて聖書のモチーフが主流となり、そのスタイルは抽象的で洗練されたものに進化しました。世界的な名声は高まっていきましたが、彼は故郷Höganäsに留まることを選び、その作品の多くは地元Höganäs museumに寄贈されました。






