Åke Holm
¥150,000
Åke Holm(オーケ・ホルム)による、希少な水彩画です。粘土の造形で広く知られるホルムですが、この一枚は、彼が私的に探求したもう一つの表現世界を静かに物語っています。
陶芸家が描いた南スウェーデンの冬
淡い色彩で描かれているのは、おそらく故郷・南スウェーデンの冬景色でしょう。中央に一本の裸木が佇み、その周囲には雪に覆われた平地と、霞むような低い木立が広がっています。資料によれば、ホルムは陶芸制作の傍ら日常的に絵を描いており、その中には「小さく趣のある風景モチーフや、エーレスンド海峡の眺め」も含まれていました。本作は、まさにその記述に重なるような、趣のある水彩の一点です。
販売を目的としなかった私的な制作
ホルム自身は生涯を通じて絵画制作を「趣味」であり、陶芸の合間に行う「作業療法のようなもの」と位置づけていました。そのため販売を目的とした作品ではなく、彼の極めて私的な内面が反映されています。この広範な絵画コレクションが初めて一般に公開されたのは、美術館側の熱心な説得を経て1977年に開催された展覧会でのことでした。重厚な炻器の彫刻とは対照的な、軽やかで繊細な筆致が印象的な一枚です。
作家: Åke Holm(1900-1980)
技法: 水彩
サイズ: W 36.5 × 48.5 cm(額装サイズ)
サイン: 右下に「Å. Holm」
額装: 木製フレーム、マット付き
コンディション: 美品(Excellent)
紙面にダメージや変色は見られず、とても良い状態です。額装も含め、気になる点はありません。
Åke Holmの作品年代について
オーケ・ホルムの作品を年代順に把握することはかなり難しいです。彼の作品は日付けがつけられておらず、彼自身も制作年代について具体的なことを語るのを避けるためです。シリーズごとにおおよその年代は分かりますが、後年に過去の手法を用いて作ることもあるため、特定は困難です。
SKU: 20251207a1 カテゴリー: ALL ITEMS, Åke Holm, 絵・イラスト・ポスター タグ: art
在庫1個
Åke Holm (1900-1980)
スウェーデンの陶芸家で彫刻家。彼はHöganäsbolagetでの職を経て、自身の工房を1928年に開設しました。当初は不況を切り抜けるために土産物を作っていましたが、次第に芸術的な聖書の人物像や磁器の動物フィギュアを制作し始めました。彼の作品は1950年代から60年代にかけて聖書のモチーフが主流となり、そのスタイルは抽象的で洗練されたものに進化しました。世界的な名声は高まっていきましたが、彼は故郷Höganäsに留まることを選び、その作品の多くは地元Höganäs museumに寄贈されました。
【自身の工房で一人で作り続けた作品は全て一点物となっています】




