Åke Holm Bowl 17cm
¥90,000
Åke Holm(オーケ・ホルム)によるボウル作品です。オーケは花瓶やボウルなど、古典的な形を現代的な手法で表現した一連の作品を作りました。これらはPatric Nordströmなどから学んだ伝統的な技法を用いており、彼の作品は、色と形の実験を通じてスウェーデンの陶芸の新たな可能性を探求しています。このボウル作品でも新たな表現が試みられており、濃淡を強くつけて境界を曖昧にした模様は線でもあり、点でもあります。
ヒビや欠けもなく良いコンディションです。
φ17 h8.5 (cm)
1970s
オーケ・ホルムの作品を年代順に把握することはかなり難しいです。
彼の作品は日付けがつけられておらず、彼自身も制作年代について具体的なことを語るのを避けるためです。
シリーズごとにおおよその年代は分かりますが、後年に過去の手法を用いて作ることもあるため、特定は困難です。
在庫1個
Åke Holm (1900-1980)
スウェーデンの陶芸家で彫刻家。彼はHöganäsbolagetでの職を経て、自身の工房を1928年に開設しました。当初は不況を切り抜けるために土産物を作っていましたが、次第に芸術的な聖書の人物像や磁器の動物フィギュアを制作し始めました。彼の作品は1950年代から60年代にかけて聖書のモチーフが主流となり、そのスタイルは抽象的で洗練されたものに進化しました。世界的な名声は高まっていきましたが、彼は故郷Höganäsに留まることを選び、その作品の多くは地元Höganäs museumに寄贈されました。
【自身の工房で一人で作り続けた作品は全て一点物となっています】