Åke Holm Skål 37.5cm
¥300,000
厚みのある壁、シャモットの粒が浮き出た土肌、そして見込みに描かれた2羽の鳥と木。Åke Holmが動物モチーフへの探求を深めていた1940〜50年代頃の特徴をよく示す鉢です。
枝に止まる2羽の鳥
鉢の内側には、中央に1本の木が立ち、左右に伸びた枝にそれぞれ1羽ずつ鳥が止まっています。鱗状の羽模様、とさかのような頭部の飾り、しっかりと枝をつかむ足。様式化されながらも、鳥の姿態をいきいきと捉えた描写です。Holmは事前の素焼きを行わず、乾いた粘土の上に直接、水気を含んだ筆で描くことを好んだとされています。迷いのない伸びやかな線は、その技法ならではのものです。木の根元には短い縦線が並び、地面の草むらを暗示しています。
シャモットの土肌と釉薬
外側にはシャモット入りの粘土の荒々しい質感がそのまま残り、ところどころに緑がかった淡い釉薬が薄く掛かっています。内側も同様に土の地肌を活かした仕上げで、絵付けの暗い線描との間に穏やかなコントラストが生まれています。厚い壁としっかりした重量感は、ろくろを挽くことよりも彫刻的な造形を好んだHolmらしい仕事です。
作家: Åke Holm(1900-1980)
制作年: 推定1940〜1950年代
素材: 炻器(シャモット混合粘土)
技法:ろくろ成形、筆による絵付け
サイズ: φ37.5 × H15 cm
コンディション: Very Good / 良好
良い状態です。軽い経年感やスレがありますが、全体の印象を損なうものではありません。ヒビや欠けは見られません。
Åke Holmの作品年代について
オーケ・ホルムの作品を年代順に把握することはかなり難しいです。彼の作品は日付けがつけられておらず、彼自身も制作年代について具体的なことを語るのを避けるためです。シリーズごとにおおよその年代は分かりますが、後年に過去の手法を用いて作ることもあるため、特定は困難です。
SKU: 20230616a1/ カテゴリー: ALL ITEMS, スタジオピース, Åke Holm, ake holm on
在庫1個
Åke Holm (1900-1980)
スウェーデンの陶芸家で彫刻家。彼はHöganäsbolagetでの職を経て、自身の工房を1928年に開設しました。当初は不況を切り抜けるために土産物を作っていましたが、次第に芸術的な聖書の人物像や磁器の動物フィギュアを制作し始めました。彼の作品は1950年代から60年代にかけて聖書のモチーフが主流となり、そのスタイルは抽象的で洗練されたものに進化しました。世界的な名声は高まっていきましたが、彼は故郷Höganäsに留まることを選び、その作品の多くは地元Höganäs museumに寄贈されました。





