Åke Holm Bowl “Fjäril” 31.5cm

Åke Holm(オーケ・ホルム)による大型のボウル作品です。オーケは1930年代からボウルの深部に神秘的な絵を描き始めます。古代の壁画を思わせる原始的な表現は彼独自のものであり、他のどの作家とも違うものに仕上がっています。これは彼が陶器の専門教育を受けておらず、独学で自分の世界を拡げていったこととも関係しているかもしれません。このボウルも深部に描かれた絵は蝶でしょうか、荒々しく彼らしい魅力的な作品です。

釉薬のかけ漏れはありますが、ヒビや欠けもなく非常に良いコンディションです。

φ31.5 h15 (cm)
1930s-40s
オーケ・ホルムの作品を年代順に把握することはかなり難しいです。
彼の作品は日付けがつけられておらず、彼自身も制作年代について具体的なことを語るのを避けるためです。
シリーズごとにおおよその年代は分かりますが、後年に過去の手法を用いて作ることもあるため、特定は困難です。