BÖRJE SKOHG Wall Plate
¥225,000
一見して、激しく、荒々しく──けれどもそれは、衝動による即興ではありません。この作品に刻まれているのは、種子がはじけるような爆発的な力。目を瞑って植物の生命だけを感じ取ったなら、きっとこのようなかたちが浮かび上がるのかもしれません。
黒と銀が複雑に交わり、濃淡は単なるモノトーンにとどまりません。表面に残された立体的な痕跡は、描くというより、内側から吹き出すような気配をまとっています。イメージの再現ではなく、存在の本質をそのまま押し出したような表現。
抽象とは何か──その問いに、スコーグは物質の力で応えています。
ヒビや欠けもなく良好なコンディションです。
33.5×22(cm)
在庫1個
Börje Skogh (1923-2006)
銀の釉薬を用いた独自の技法で世界を魅了したスウェーデン出身の陶芸家であり、芸術家です。彼の作品は世界各地で展示され、ニューヨーク、パリ、コペンハーゲン、オスロ、ヘルシンキをはじめとするギャラリーや美術館で多くの個展を開催しました。1987年にグスタフスベリを退職後、スクーギはダーラナ県レットヴィクに移り、絵画制作に専念しました。彼の作品はストックホルムの国立美術館をはじめとして、数多くの美術館に収蔵されています。