FRANCESCA MASCITTI-LINDH Wall Plate
¥900,000
フランチェスカ・マシッティ=リンドの作品らしく、素朴な風合いや植物のモチーフが印象的な陶板です。ざらりとした黄土色の背景に、細長い茎と白い葉が立ち上がるように描かれ、その上から青や紫が差し色として使われています。土や草花の質感を活かしながら、自然の生命力をシンプルに表現している点は、彼女が一貫して追求してきた“自然への深いインスピレーション”そのものといえます。
フランチェスカはイタリアとフィンランドの両文化を背景に、アラビア社のアート部門でも長く活躍し、草花を直接押し当ててレリーフ模様をつけるなど、有機的で古代的な趣きをもつ陶芸作品を多数生み出しました。この陶板の葉模様も、独自の装飾技法がよく表れており、荒い肌合いと落ち着いたカラーリングが見る者に自然の穏やかさと神秘を同時に感じさせます。シンプルながら力強い植物の姿が浮き立つ作品です。
ダメージもなく良好なコンディションです。
左にある小さな穴は、陶土に含まれた空気や不純物が焼成時に抜ける際に生じるものです。
手仕事の証ともいえます。
1970s
29×37 (cm)
SKU: 20250120a1/8105 カテゴリー: ALL ITEMS, Arabia, スタジオピース, 北欧の陶板 , Francesca Mascitti-Lindh, francesca d, All Uniquepiece Brand: ARABIA
在庫1個
Francesca Mascitti-Lindh(1931– )
Italian-born Finnish ceramist, Arabia Art Department 1955–1989.
Works held by MoMA New York and V&A London. Faenza Gold Medal 1973, 1977.
イタリアに生まれ、フィンランドのアラビア社で43年。フィンランドの土に地中海の光を宿す壁面レリーフで知られますが、同時代の著名作家の陰に長く隠れていました。いま、「偉大だが無名の陶芸家」として国際的な再評価が進んでいます。









