Stig Lindberg Unique Piece
¥550,000
同心円のリズムが画面いっぱいに広がる大皿。赤と青の強い対比は、リンドベリが食器シリーズで磨いた色彩感覚を思わせますが、その規模感と存在感は、量産の器を超えてアートへと接近しています。本作は1940年代から続くFajans(ファイアンス)シリーズの一環であり、赤土に白釉をかけ、その上に筆で描かれる装飾という伝統的な手法に基づいています。
規則正しい線の反復には、機械的な均一さとは異なる、手描きならではの揺らぎが混ざり込みます。そのわずかなズレが画面を呼吸させ、静謐でありながらも生き生きとした存在感を生み出しています。小ぶりな器で親しまれたファイアンスの表現が、この大皿では拡張され、実用品の枠を越えて芸術的なオブジェへと姿を変えています。
『Elle Decor』誌(8月号)のリンドベリ特集で、長女ヴィベーケが「父の最も美しい作品」と評した大皿の別ヴァージョンにあたるとされる本作は、日常と芸術の境界を軽やかに往来したリンドベリの姿勢を如実に物語ります。食器をアートへ、アートを暮らしへ──その往還こそが彼の天性のポップさであり、普遍的な魅力の源泉といえるでしょう。
『Elle Decor』誌(8月号)のリンドベリ特集で、長女ヴィベーケが「父の最も美しい作品」と評した大皿の別ヴァージョンにあたるとされ、本作は日常と芸術の境界を軽やかに往来したリンドベリの姿勢を如実に物語っています。食器をアートへ、アートを暮らしへ──その往還こそが彼の天性のポップさであり、普遍的な魅力の源泉といえるでしょう。
ヒビや欠けもなく良いコンディションです。
φ40.5 H5.5 (cm)
1960s
SKU 20230503g1/69 カテゴリー ALL ITEMS, Stig Lindberg, スタジオピース, 北欧の陶板 , Gustavsberg, Stig Lindberg Unique Piece タグ art Brand Gustavsberg
在庫1個
Stig Lindberg(1916-1982)
ストックホルムのKONSTFACK(現在の国立芸術工芸デザイン大学)を卒業後、1937年にGUSTAVSBERGの アートディレクターWILHELM KAGE(ウィルヘルム・コーゲ)に並外れた才能を見抜かれアシスタントとしてその輝かしいキャリアをスタート、1949年にWILHELM KAGEの後任アートディレクターとなり1980年まで所属。活躍の場は陶芸だけにとどまることなくテキスタイルや絵本のイラスト、トランプ、プラスティック製品、そして日本においては西武百貨店の包装紙をデザイン、1957年から1972年までは母校であるKONSTFACKの主任講師として指導にあたる等、幅広い分野で溢れんばかりの才能を発揮しました。独創的で遊び心溢れるデザインは現在もなお人々を魅了しています。