Stig Lindberg Wall Plate
¥250,000
この陶板は、リンドベリが1960年代にGustavsberg工場で制作した「Bird Man」として親しまれるレリーフ作品です。人が鳥に乗るのか、鳥と一体化しているのか――その曖昧な関係性が生み出すユーモアと幻想性は、リンドベリらしい世界観そのものです。
銅色や金色をベースにターコイズやオレンジのアクセントが効いた色彩は、陶器としての趣を超えて、まるで絵画のような造形的存在感を帯びています。少量の記念品制作であったため、他とまったく異なる個体差があり、今日では希少性の高い一点です。
装飾ではなく、作品として空間に語りかける力。この陶板には、リンドベリが日常とアートの境界を軽やかに飛び越えた姿勢が凝縮されています。
ヒビや欠けもなく良いコンディションです。
w34×40 h1.5 (cm)
SKU: 20220820g1/56 カテゴリー: ALL ITEMS, Stig Lindberg, 北欧の陶板 , Gustavsberg, Stig Lindberg Unique Piece タグ: art Brand: Gustavsberg
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Stig Lindberg(1916-1982)
ストックホルムのKONSTFACK(現在の国立芸術工芸デザイン大学)を卒業後、1937年にGUSTAVSBERGの アートディレクターWILHELM KAGE(ウィルヘルム・コーゲ)に並外れた才能を見抜かれアシスタントとしてその輝かしいキャリアをスタート、1949年にWILHELM KAGEの後任アートディレクターとなり1980年まで所属。活躍の場は陶芸だけにとどまることなくテキスタイルや絵本のイラスト、トランプ、プラスティック製品、そして日本においては西武百貨店の包装紙をデザイン、1957年から1972年までは母校であるKONSTFACKの主任講師として指導にあたる等、幅広い分野で溢れんばかりの才能を発揮しました。独創的で遊び心溢れるデザインは現在もなお人々を魅了しています。