Sylvia Leuchovius Unique Piece

¥300,000

Sylvia Leuchovius(1915–2003)
Swedish ceramist, Rörstrand from 1949.
Milan Triennale Silver Medal. Collections include Nationalmuseum Stockholm.

小さな粘土粒や花弁をひとつひとつ貼り重ね、土と釉薬に詩を宿す。ロールストランドのアトリエで一点ものの制作を貫いた陶芸家です。その仕事はストックホルムの批評家に「陶芸に詩が宿る」と評されました。

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在庫1個


Sylvia Leuchovius《陶板作品》

── 馬にも恐竜にも見える幻想的な姿。量産を前提としない個人制作ならではの、自由な造形感覚が表れています。

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1. 落ち着いた茶釉と光の変化

柔らかな茶を基調とした釉薬に、黒や白の点がわずかに散り、色調に奥行きが生まれている。全体に落ち着いた雰囲気をまといながら、釉薬のわずかなムラが光を受けてかすかな変化を見せる。派手さはないが、じっと眺めていたくなる穏やかな配色。

2. 光と質感の静かな対話

表面はなめらかな部分と微細なざらつきが入り混じり、見る角度によってわずかに光沢が異なる。平面に焼かれた陶板ながら、釉薬のごく浅い凹凸によって繊細な陰影が生まれ、印象に静かな変化を与えている。視覚と触覚が交差するような質感の設計。

3. 線と釉薬で生まれるかたち

動物の姿は、輪郭を縁取る線と内側に置かれた釉薬の変化によって描かれている。線描と色面との対比が明快で、抑制された表現の中に表情がにじむ。装飾性に頼らず、素朴で直裁な描写がこの作品ならではの静けさをつくり出している。

4. 固有名のないかたち

どこか馬にも恐竜にも見えるかたちは、特定の種を描いたというより、想像上の生き物としての柔軟な造形に近い。耳や尾、四肢の構成も写実性より象徴性が強く、遊び心と造形的なバランス感覚とが同居している。図像ではなく「かたち」としての動物。

5. 穏やかな余韻の残る一枚

ロールストランド社に在籍しながらも、量産品とは一線を画す表現を追求したレウショヴィウス。本作にも、植物や動物といった親しみある題材を通じて、私的な感覚を静かに映し出そうとする姿勢が感じられる。造形も色彩も穏やかで、過剰な演出はないが、見つめているとふと心に残るような静かな余韻を残していく。

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Designer

Sylvia Leuchovius

サイズ

22.5×21.5 D3 (cm)

コンディション

Excellent

サイン・背面情報

サインなし

Sylvia Leuchovius (1915–2003)

土と釉薬を用いて「夢見るような世界」を表現した、スウェーデンを代表する陶芸家です。量産品の潮流とは異なる道を歩み、手仕事による一点制作にこだわり続けました。小さな粘土粒や花弁を貼り重ねる繊細なレリーフ技法と、透明感ある色彩が特徴です。その作品は「土と色彩による詩」と評され、今も静かな人気を集めています。

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