インゲル・ペーション
(1936-2021)
20世紀スウェーデン陶芸を代表する一人として知られ、とりわけ抽象的に表現された動物造形や深みのある青釉薬の作品で高い評価を得ています。フクロウや鳥など、最小限のパーツで生き生きとした表情を引き出す造形力は彼女の大きな特徴です。伝統的なろくろ成形を基礎としながら、粗いシャモット土や手彫りの模様など多彩な技法を取り入れたうえで、鮮やかな青をはじめとする釉薬の色彩を巧みに生かし、遊び心ある独創的な作品を次々に生み出しました。
Francesca Mascitti-Lindh
20世紀後半のフィンランド陶芸界で、長らく“影の存在”だった作家がいます。彼女の名はフランチェスカ・マシッティ=リンド(Francesca Mascitti-Lindh)。イタリアに生まれ、フィンランドの名門アラビア社で43年間にわたり活躍した知られざる巨匠です。今回のWeb展示会では、彼女が1970年代以降に取り組んだ壁面レリーフ作品を中心に15点を厳選してご紹介します。二つの文化的ルーツ(イタリアとフィンランド)を背景にした独特の作風は、素朴さと温かみ、そしてどこか古代遺跡を思わせる力強い存在感が共存しています。近年、フィンランド国内で「偉大だが無名の陶芸家」として再評価が進むマシッティ=リンドの作品世界に、ぜひ足を踏み入れてみてください。
Lisa Larson Unique Piece
リサ・ラーソンのユニークピースについて詳しく解説したページをご用意しました。まずはそちらをご覧いただくと、彼女のユニークピースがどのようなものか、より分かりやすくご理解いただけるかと思います。
リサ・ラーソンの独自の感性と創造性が詰まったユニークピース。その魅力に触れていただければ幸いです。
Michael schilkin
”フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア” で日本各地の美術館で展示されたミハエル・シルキンの猫の彫像。その後はフィンランドのTurku Art Museum,EMMAの”ミハエル・シルキン展”でもメインの作品として展示され、高い人気を博しました。本作品はその別ヴァージョンです。
フィンランドの陶芸家の中で最も人気の高い彼ですが、アラビアの芸術部門でアート作品しか手掛けなかったため、そもそもの数が少なく、また、当時から多くの美術館が積極的に買い入れて展示を行っていたため、傑作のほとんどは美術館でしか見ることが出来なくなっています。個人のコレクションとして持てる機会はまずない作品です。
当店について
北欧といえば食器や家具が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。近年では少しづつですが、世界的に北欧アートへの注目が高まってきました。北欧の美しい自然や、自然と共に暮らす人々の人生観が投影された、北欧諸国ならではのアートです。自然回帰の流れに加えて、宗教や政治とも離れた作品作りが、時代の空気に合致するというのも理由の一つかもしれません。そんなまだ一部の方しか知らない北欧のアートを紹介したくてお店をやっています。これまで日本であまり紹介されて来なかった北欧アートの魅力が伝われば嬉しいです。既に有名なリサ・ラーソンも、量産品ではないアート作品をご覧になると、イメージと違うと驚かれる方が多いです。まずはリサのアート作品からご覧になられても面白いかもしれません。