Lisa Larson Unique Piece
¥1,045,000 元の価格は ¥1,045,000 でした。¥783,750現在の価格は ¥783,750 です。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、ユニークピース「ドレスの女性」です。
ひとりの女性に宿る、いくつもの表情
正面に立つと、まず目に飛び込んでくるのは、銅色の斑点が散ったピンクのロングドレス。すっと結い上げた髪に、横を向いた端正な顔立ち。ただただ、美しい女性です。
ところが、まわりを歩くうちに、印象がするりと変わっていきます。真横から見たときの、ふっと気の抜けたような立ち姿。斜めから見ると、肩の線にどこかやわらかな優しさが宿っています。そして背面。そこにあるのは、正面とはまったく別の顔——少し冷たく、ひとりの時間に沈み込んだような表情と、汚れにも似た釉薬の翳り。
怖さではありません。人にはいくつもの面があるということ、そしてそれこそが豊かさなのだということ。リサがひとりの女性に込めた、いくつもの真実が、見る角度のたびに静かに立ち上がってきます。
リサ自身の手による、晩年の傑作
ドレスの面には淡いピンクの釉薬を流し、その上から銅色の斑点を重ね、さらに黒い線で輪郭や陰影を描き込んでいます。胸元の白、結い上げた髪のテラコッタ色、横顔の白い肌。釉薬の層が幾重にも重なり、剥がれ、にじみ、まるで絵画のような表情をつくり出しています。底面には黒で「Lisa L. 96.」のサイン。1996年、リサが新たに立ち上げたKeramikstudion Gustavsbergでの仕事です。
リサは「ユニークピースの仕事は、私が自分の気分のままに装飾できる呼吸の場所だった」と語っていました。グスタフスベリ本体での量産の仕事から離れ、自分のスタジオで作りたいものを作りたいように作っていた時期の作品です。一筆ごとに、彼女がこの女性のなかに見ていた何かを丁寧に重ねていったことが伝わります。
木の台座に据えられ、彫刻として完結したひとつの作品。リサ自身の手によって生み出された、世界に一点だけの作品です。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
シリーズ: Unikat(ユニークピース)
作品名: ドレスの女性
メーカー: Keramikstudion Gustavsberg
制作年代: 1996年
素材: ストーンウェア、施釉、手彩色、木製台座
サイズ: H20 cm
サイン: 底面に手書きで「Lisa L. 96.」
コンディション: 美品(Excellent)
良好な状態です。チップやヒビ、補修跡は見られません。釉薬の濃淡や剥がれのような表情は、リサが意図的に重ねた装飾の一部であり、損傷ではありません。
SKU: 20230308g3/LU2 カテゴリー: ALL ITEMS, Lisa Larson, フィギュア, Lisa Larson Unique Piece, All Uniquepiece, Lisa Larson1, Lisa Larson Unique Piece1
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
“猫のマイキー”で知られるリサ・ラーソン──けれど世界では、自由な造形で評価されたスウェーデンを代表する陶芸家として語られています。





