Lisa Larson Unique Piece
¥330,000 元の価格は ¥330,000 でした。¥247,500現在の価格は ¥247,500 です。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)自身の手による、世界に一点だけのユニークピース(一点物)。「Karolin(カロリーン)」シリーズの元になったと思われるボウルです。
クルビッツが流れ込んだ、青のボウル
Karolin(カロリーン)はリサが60年代に手がけたシリーズで、花瓶4点、ボウル2点、小皿1点、燭台1点で構成され、白いストーンウェアに淡いブルーの釉薬と濃紺の絵付けが施されています。量産は1964年から1971年にかけて行われました。スウェーデン・ダーラナ地方の民俗装飾画クルビッツ——空想の花がうねるように咲き広がるあの画法を思わせる絵付けは、60年代から70年代初期のリサの作品によく見られる特徴です。
このボウルでも、コバルトブルーと、鉄や酸化マンガンを思わせる黒褐色の筆が、灰白の地の上で大きく渦を巻いています。一筆ごとに濃淡が揺れ、点描がリズムを刻み、見込みの底へ向かって流れ込んでいく。広く開いたボウルの形が、そのまま絵筆の舞台になっています。
量産品ではなく、リサの手が走った一点
注目したいのは、この個体が量産のKarolinとは成り立ちが違うこと。裏返すと、ろくろ挽きの同心円がはっきりと残り、高台と縁には赤みのある土肌が覗いています。均質に鋳込まれた量産の白いストーンウェアとは、素地も手触りも別物です。底のスタジオハンド(Gの手のマーク)が、これがグスタフスベリ・スタジオで生まれた一点であることを物語っています。
リサにとって、一点物は serietillverkning(量産)の制約から解き放たれる「呼吸の場」でした。気分のままに装飾できる自由——それは量産という対極があったからこそ味わえた喜びだったと、彼女自身がくり返し語っています。クルビッツ風の絵付けがこれほど生き生きと走っているのは、まさに一点一点で表情を変えられる、この手仕事の領域だからこそ。ご指摘のとおり、この手法はユニークピースの方が断然似合うのかもしれません。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
メーカー: Gustavsberg(グスタフスベリ・スタジオ)
制作年代: 1960年代
素材: ストーンウェア、施釉・手描き装飾
サイズ: φ29 × H7.5cm
サイン: 裏面(スタジオハンド+サイン)
コンディション: 良品(Very Good)— 全体に良好な状態です。ろくろの同心円、土肌の凹凸、絵付けの濃淡やにじみは、手挽き・手描き・焼成の過程で生じる一点物ならではの特性であり、損傷ではありません。
SKU: 20240219g1/LU21 カテゴリー: ALL ITEMS, Lisa Larson, Lisa Larson Unique Piece, アートボウル, All Uniquepiece, Lisa Larson1
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
Swedish ceramist, Gustavsberg 1954–1980.
Known worldwide for figurines and unique stoneware sculptures.
可愛らしいキャラクターで愛されるリサ・ラーソン。
世界のアートシーンでは、スウェーデンを代表する陶芸家として
その手仕事が今も各国の美術館で紹介され続けています。







