Lisa Larson Unique Piece
¥990,000 元の価格は ¥990,000 でした。¥742,500現在の価格は ¥742,500 です。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、ユニークピース「膝を抱える女性」です。
見るたびに、違う顔をする
円筒形の台座にちょこんと腰かけ、両膝をぐっと引き寄せて腕で抱える女性。ふわりと広がる栗色のカールヘアの下から、小さな顔がのぞきます。手のひらに収まるほどの小ささなのに、ふと視線を止める存在感があります。
正面から覗き込むと、どこか恥ずかしげで、思わず守ってあげたくなるような表情。けれど少し横にまわると、しゅっと尖った鼻先と引き結ばれた口元が、思いのほか芯の強さをのぞかせます。さらに角度を変えると、今度は口角がやわらかくほどけて微笑んでいるようにも見える。同じ一体なのに、見る位置によって、見る人によって、まるで違う人物のように立ち現れます。
媚びるでもなく、構えるでもなく、ただ自分のためにそこに座っている。気の強さも、はにかみも、やさしさも、ぜんぶこの人の中にある——人にはいくつもの面があって、そのどれもが本当で、だからこそ豊かなのだということ。リサがこの小さな一体に託したのは、そういう人間そのものの奥行きのように思えます。
リサが描き続けた、ひとりの女性
リサは生涯を通じてさまざまな女性像を作り続けましたが、その背景にはいつも、彼女自身が一人の働く女性、母、そして作家として生きてきた実感がありました。50年代の母性をたたえた女性像から、60年代の素朴な少女たちを経て、70年代に入ると、彼女が描く女性たちはどこか自立した表情を帯びはじめます。
この女性もそのひとり。膝を抱えるポーズは、誰かに見せるためのものではなく、自分自身に戻っているひとときの姿です。素地はシャモットを含むストーンウェアで、肌や脚は粘土そのままの素朴な色合いを残し、髪と上半身にだけ深いオリーブと焦茶の釉薬がまとわせてあります。簡素な仕上げのなかに、ひとりの女性の存在感がくっきりと立ち上がります。
底面には手彫りで「LISA L -76 SWEDEN」のサイン。グスタフスベリ時代の終盤、リサ自身の手で作られた、世界に一点だけの作品です。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
メーカー: Gustavsberg
制作年代: 1976年
素材: シャモット・ストーンウェア、部分施釉、手彩色
サイズ: 高さ 約13.5cm
サイン: 底面に手彫りで「LISA L -76 SWEDEN」
コンディション: 美品(Excellent)
とても良い状態です。チップやヒビ、補修跡は見られません。釉薬の縁の不均一さや垂れ、素地の凹凸は、リサが手作業で仕上げた一点物ならではの特徴であり、損傷ではありません。
SKU: 20230308g4/LU2 カテゴリー: ALL ITEMS, Lisa Larson, フィギュア, Lisa Larson Unique Piece, All Uniquepiece, Lisa Larson1
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
Swedish ceramist, Gustavsberg 1954–1980.
Known worldwide for figurines and unique stoneware sculptures.
可愛らしいキャラクターで愛されるリサ・ラーソン。
世界のアートシーンでは、スウェーデンを代表する陶芸家として
その手仕事が今も各国の美術館で紹介され続けています。






