Editor's Pick


Åke Holm ─ 創造という聖域

スウェーデン、ヘーガネス博物館(Höganäs Museum)の中核を成す陶芸家、アーケ・ホルム。しかし、その作品と対峙することは、誰にでも許されるわけではありませんでした。

Innovation


Inger Persson|青の釉薬

青は、Inger Perssonが何度も選んだ色でした。

それは、土の力強さや形をいちばん引き立ててくれる色だったのです。派手ではなく、けれど弱くもない。静かに置かれた青が、作品に緊張感と落ち着きを与えていました。

その選び方には、いつも迷いのない意志がありました。

Lifestyle


Stig Lindberg |スウェーデンを喜びで彩ったデザイナー

人に寄り添う形と遊び心で、スカンディナビアデザインの世界を塗り替えました。

Lisa Larson|家族のアトリエ

家族が集う空間は、そのまま創作の場でもありました。リサは子どもを預けず、自宅で育てながら制作を続けていたといいます。母は静かに粘土をこね、夫グンナルは風景を描く。その傍らで子どもたちは絵を描いて遊ぶ──。ものをつくることが、日々の暮らしと地続きだった時間。

BÖRJE SKOHG|静かなる足跡

グスタフスベリで四十年にわたり制作を続けながら、その存在がほとんど記録されていない陶芸家がいます。ボリエ・スコーグ(1923–2006)。スウェーデン陶芸を代表する工房に籍を置き、海外でも個展を開いていながら──その名は、美術館の資料にも図録にも、ほとんど残されていません。

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