オーケ・ホルム リトグラフ 75
¥35,200 税込
- 寸法
- 36.5×26 (cm)
- 印
- 右下に「Å Holm」(ハンコ)
- 状態
- Very Good 良い状態です。軽い経年感やスレがありますが、全体の印象を損なうものではありません。
- No. 145238
一点もの
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並んで立つ二人の男。一人は手を広げ、もう一人は静かに佇む。その足元には、小さな芽が伸びています。陶芸家Åke Holmが版画で描いた、人類最初の兄弟の物語です。
最初の兄弟、最初の対立
この作品は、創世記に登場するカインとアベルを描いていると思われます。
アダムとエバの息子として生まれた二人。兄カインは土を耕す者、弟アベルは羊を飼う者となりました。二人はそれぞれ神に捧げ物をしますが、神はアベルの捧げ物だけを受け入れます。この出来事が、人類最初の殺人へとつながっていきます。
足元に描かれた芽吹く植物は、農耕者カインを示す象徴でしょう。Holmの聖書フィギュアでは、人物を識別するためのアトリビュート(持物)が重要な役割を果たします。モーセには律法の石板、ペテロには魚、アブラハムには雄羊。この作品では、大地から伸びる植物が、土を耕すカインの存在を静かに語っています。
対照的な二人の姿
左の人物は手を広げ、何かを語りかけ、あるいは訴えかけているようにも見えます。右の人物は頭巾をかぶり、より大きな体躯で、静かに立っています。
二人の間に流れる緊張感。それは、神に受け入れられた者と退けられた者、あるいは殺す者と殺される者という、避けられない運命の予兆かもしれません。
Holmは聖書を信仰からではなく、興味深い題材として選びました。聖書の記述を忠実に再現するのではなく、物語の中の出来事に想像力を働かせる。この作品でも、教訓を伝えるのではなく、二人の人間が並んで立つその瞬間の緊張と親密さを、黒と白のコントラストで捉えています。
博物館のための限定版画
Åke Holmは44年間にわたりHöganäs博物館の理事を務め、269点の版画を制作して博物館の増築資金を確保しました。このリトグラフも、博物館の年間メンバーシップのために制作された限定版画の一つです。メンバーでなければ手に入れることができませんでした。
技法: リトグラフ(多色刷り)
エディション: 119/250
額装: 木製フレーム、マット付き
Åke Holm(1900–1980)
オーケ・ホルム(1900–1980)は、スウェーデン南部の陶芸の町ホガナスに生まれ、生涯この町で作りつづけた陶芸家です。町ではいまも「オーケ」と言うだけで、誰のことか通じます。その作品は、欲しくても買えないことで知られていました。町の人も、夏の避暑客も、国王もです。
























