Lisa Larson Unique Piece
¥770,000 元の価格は ¥770,000 でした。¥577,500現在の価格は ¥577,500 です。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、グスタフスベリ・スタジオの一点物(ユニーク作品)、平鉢「鳩(Duva)」です。
枝をくわえない、平和の鳩
平和の象徴である鳩といえば、オリーブの枝をくちばしにくわえた姿が定番です。けれどリサはそれを描きませんでした。代わりに、翼を大きく広げて空を舞う鳩を中央に据え、その周囲をぐるりと、勢いのある葉の渦が取り囲んでいます。一枚一枚の葉が、求心的に、しかし一気に描き切られていて、皿全体が静かに回転しているかのよう。常套句としての「平和の鳩」ではなく、自由に羽ばたく一羽の生命として鳩を捉えた——その視点の転換そのものが、この作品の見どころです。
くすんだ青、土気色のオークル、そして素地の白。限られた色数の中で、線を彫り起こすスグラフィート(掻き落とし)の技法が効いています。輪郭線がきりりと立ち、鳩の羽の一本一本まで指先で刻まれた手の気配が残ります。絵付けというより、ほとんど一枚の版画のような密度です。
手で挽き、手で署名された、唯一の一枚
裏面には手描きのスタジオハンド(工房の手のマーク)と「Lisa L. 79 Gustavsberg」のサイン。このマークと自筆署名の組み合わせは、量産ラインを離れたスタジオで、リサ自身の手によって生み出された一点物(unikat)であることを示しています。型から起こした連続生産品ではなく、ろくろで挽かれた一枚。底を返せば轆轤目がやわらかく渦を巻き、フォルムにも手の痕跡がはっきりと宿っています。
1979年——グスタフスベリでの最後期、ノアの箱舟シリーズと同じ時期の作です。動物造形で知られるリサが、皿という平面を一枚の絵画として扱った、彼女のアート性がまっすぐに伝わる作品といえます。φ34.5cmと存在感のある大きさで、壁に掛けても、立てて飾っても画になります。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
メーカー: Gustavsberg
制作年代: 1979年
素材: ストーンウェア(炻器)、施釉・掻き落とし装飾
サイズ: 径 約34.5cm × 高さ 約6.5cm
サイン: 裏面に手描きのスタジオハンド、「Lisa L. 79 Gustavsberg」
コンディション: 良好(Very Good)
良い状態です。軽い経年感はありますが、全体の印象を損なうものではありません。釉薬の濃淡やにじみ、素地の微細なピンホールは焼成時に生じるもので、損傷ではありません。手挽きのため、わずかな歪みや厚みのばらつきが見られますが、一点物ならではの個性です。
SKU: 20240821g4/LU11 カテゴリー: ALL ITEMS, Lisa Larson, Lisa Larson Unique Piece, All Uniquepiece, Lisa Larson1, Lisa Larson Unique Piece1, SALE
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
Swedish ceramist, Gustavsberg 1954–1980.
Known worldwide for figurines and unique stoneware sculptures.
可愛らしいキャラクターで愛されるリサ・ラーソン。
世界のアートシーンでは、スウェーデンを代表する陶芸家として
その手仕事が今も各国の美術館で紹介され続けています。






