Lisa Larson Unique Piece
¥495,000 元の価格は ¥495,000 でした。¥371,250現在の価格は ¥371,250 です。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、太陽の顔を描いたユニークピースの大鉢(Unikat / skål)です。
メキシコの太陽が、リサの手を通り抜けると
放射状にのびる太い筆線が、見る人の目を中央の円へとぐいぐい引き寄せます。その真ん中で待っているのは、緑釉をのぞかせた、どこかとぼけた表情の顔。メキシコの陶器が放つ明るさ、太陽そのものの力強さ——リサはきっとそれを肌で感じ取っていて、その熱量を確かにこの一枚に持ち込んでいます。けれど同じような太陽の構図でも、リサの手を通り抜けると、まったく別の何かになる。中央のひょうきんな顔がそれを物語っています。彼女が受け取ったのは、力強さだけではなく、メキシコ陶器がもともと抱えている陽気さやおおらかさ。そこにリサ自身のユーモアが重なって、太陽は厳かな神ではなく、こちらに笑いかけてくる隣人のような顔になりました。
何に出会い、そこから何を感じ取ったか——それがそのまま形になって出てくるのが、作家の作品の一番面白いところだと思います。リサは轆轤で挽いて手で形づくり装飾した器を数多く残しましたが、本品はその中でも、彼女の「受け取りかた」がくっきりと出た一点です。
轆轤成形の大鉢に宿る、一点物の証
φ32cmという堂々とした大きさの平鉢です。見込みには太陽と顔、外側にはむらさき・赤茶・ベージュが溶け合う窯変調の釉が流れ、内と外でまったく違う表情を見せます。一筆ごとに太さも勢いも異なる放射線は、型では決して出せない手描きならではの呼吸。同じものは二つとありません。
裏を返すと、高台内にスタジオの手マーク(Studiohanden)と、手描きの「Lisa L.」のサイン。これはグスタフスベリ・スタジオで作家自身の手から生まれたユニークピースであることを示す印です。量産品に押される機械的なスタンプとは異なり、釉でさらりと記されたこのサインが、本品の出自を静かに物語っています。あわせて「GUSTAVSBERG SWEDEN」の刻印も確認できます。スタジオは、リサにとって量産の制約から離れて、自分の気分のままに装飾を楽しめる自由な制作の場でした。本品の伸びやかな筆致は、まさにその自由から生まれたものです。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
分類: Unikat(ユニークピース/一点物のスタジオ作品)
メーカー: Gustavsberg Studio
制作年代: 1960〜70年代(グスタフスベリ・スタジオ期)
素材: 炻器、施釉(轆轤成形・手描き装飾)
サイズ: 径 約32cm/高さ 約7.5cm
サイン: スタジオの手マーク+手描き「Lisa L.」、刻印「GUSTAVSBERG SWEDEN」
コンディション: 美品(Excellent)。チップ・ヒビ・補修跡は見られません。見込みのピンホールや釉のむら、素地の凹凸は焼成時に生じるもので損傷ではありません。
SKU: 20240719g3/LU1 カテゴリー: ALL ITEMS, Lisa Larson, Lisa Larson Unique Piece, アートボウル, All Uniquepiece, Lisa Larson Unique Piece1, SALE
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
Swedish ceramist, Gustavsberg 1954–1980.
Known worldwide for figurines and unique stoneware sculptures.
可愛らしいキャラクターで愛されるリサ・ラーソン。
世界のアートシーンでは、スウェーデンを代表する陶芸家として
その手仕事が今も各国の美術館で紹介され続けています。





