Lisa larson Unique piece
¥220,000
Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、ろくろ成形のストーンウェア花器です。胴に、一羽の鳥。
力強い器に、ひとつの愛嬌
ろくろで挽き上げた、すっと背の高い花器。ゆるやかにくびれた立ち姿は、手にすると思いのほか頼もしく、土の芯がしっかり通っています。けれどその胴に、まんまるのメダリオンに収まった鳥が一羽いるだけで、器の表情がふっとほどける。くちばしを少し持ち上げた、どこかとぼけた横顔です。素朴で力強い器と、人懐っこい生き物。リサの仕事の芯にあるものが、ここで無理なく同居しています。棚の片隅にこれが一本あるだけで、その一角だけ空気がやわらぐような佇まいです。
鳥は、リサが手成形やユニーク作品でくり返し描いた、お気に入りのモチーフのひとつ。テラコッタ色の体に濃い輪郭、翼にはオリーブの釉薬がすっと数本。小さな円のなかに、生き物へのまなざしがそのまま閉じ込められています。
ろくろと手の痕跡、1980年の署名
全体は、落ち着いたオリーブグレーの灰釉。横に走るろくろ目がそのまま残り、口縁と高台には鉄分が褐色に溜まって、窯のなかを通った火の道筋を物語ります。底を返すと無釉のストーンウェア素地が現れ、その中央に、手彫りで「Lisa L. -80 Sweden」。スタンプではなく、リサ自身が刻んだ手彫りのサインです。
「-80」はグスタフスベリ在籍、最後の年。型から起こす量産フィギュアとは異なり、こうした器はろくろで挽き、リサ自身が一点ずつ装飾を施した、スタジオでの自由な手仕事です。量産という規律が対極にあったからこそ生まれた、気分のままに手を動かせる仕事——その伸びやかさが、この一羽の鳥にもそのまま出ています。リサの良さが素直にあらわれた一本です。
作家: Lisa Larson(1931–2024)
メーカー: Gustavsberg
制作年代: 1980年(底部に「-80」の年記)
素材: ストーンウェア、施釉(高台・底部は無釉)
サイズ: 高さ 約20.5cm/底面径 約11.5cm
署名: 手彫り「Lisa L. -80 Sweden」
コンディション: 美品(Excellent) チップ、ヒビ、補修跡は見られません。釉薬の濃淡、鉄分による小さな斑点、口縁・高台の褐色の窯変、底部の無釉部分は、ろくろ成形と焼成によって生じる炻器本来の表情であり、損傷ではありません。
※飾られている写真は、実際の作品写真をもとに生成AIで作成した展示イメージです。作品そのものの形状・質感・状態は、商品写真をご確認ください。
SKU: 20240606g1/LU2 カテゴリー: Nordic Vessels, ALL ITEMS, Lisa Larson, 北欧の花器, Lisa Larson Unique Piece, Bird, All Uniquepiece, Lisa Larson1, Lisa Larson Unique Piece1 タグ: Nordic Vessels
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
Swedish ceramist, Gustavsberg 1954–1980.
Known worldwide for figurines and unique stoneware sculptures.
可愛らしいキャラクターで愛されるリサ・ラーソン。
世界のアートシーンでは、スウェーデンを代表する陶芸家として
その手仕事が今も各国の美術館で紹介され続けています。







