Lisa Larson Unique Piece
¥550,000 元の価格は ¥550,000 でした。¥412,500現在の価格は ¥412,500 です。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)自身の手による、世界に一点のユニークピース(大皿)です。
辛口の批評家を黙らせた、あの筆致のその先へ
1950年代から60年代、リサの量産フィギュアは早くから愛されましたが、一方で「可愛らしく、きれいにまとまりすぎている」と物足りなさを口にする批評家もいました。その評価を一変させたのが、60年代に彼女が手がけたユニークピースの数々です。大胆な筆を一気に走らせたボウルや花瓶——1962年の展覧会では、批評家がそこに「大きな日本の筆さばき」を見て取り、リサの中に潜む力強い造形作家を認めました。量産品の作り手という枠を、彼女自身の手が破ってみせた瞬間です。
この大皿は、その筆致を一段先へ進めた一枚といえます。直径37.5cm、両手で抱えるほどの白い円盤の上に、深いコバルトの太い筆が放射状に交差し、画面を勢いよく分割していく。リサが得意とした掻き落としの細密な線や粒の文様——量産のフィギュアでもおなじみのあの装飾言語——が、白地のあちこちに敷き詰められ、そこへ鮮烈な青が乗ることで、印象がまるごと塗り替えられています。静かな白磁の地に、これだけの運動と熱を宿らせる。絵画として壁に掛けても堂々と成立する、彼女のアート作品としての高さがはっきりと出た一点です。
「呼吸する場所」で生まれた、二つとない装飾
リサにとって、ユニークの仕事は「andningshål(呼吸する場所)」でした。量産の制約から離れ、その日の気分のままに装飾できる自由——その解放感があったからこそ、彼女の手はここまで伸びやかに動いています。太い筆の青、細い掻き落としの黒線、点描、楕円のつぶ。一つひとつの文様が異なる速度とリズムで置かれ、同じ構成は二度と生まれません。釉の下で青が深く沈み、白い素地とのコントラストが澄んで見えるのも、なめらかな白炻器ならではです。
縁の一部に細い切れ込みが見られますが、これは焼成・成形の過程で生じたもので、後年のダメージとは性質が異なると考えられます。鑑賞上はほとんど気になりません。
スペック
作家: Lisa Larson(1931–2024)
メーカー: Gustavsberg(グスタフスベリ・スタジオ)
制作年代: 1960–70年代(推定)
素材: 白色炻器、施釉、コバルト彩・掻き落とし装飾
サイズ: 径 約37.5cm
コンディション: 良品(Good)/縁に成形・焼成由来とみられる細い切れ込みあり。
SKU: 20230123g2/64 カテゴリー: ALL ITEMS, Lisa Larson, 北欧の陶板 , Lisa Larson Unique Piece, All Uniquepiece, Lisa Larson1, Lisa Larson INTRODUCING
在庫1個
Lisa Larson(1931–2024)
Swedish ceramist, Gustavsberg 1954–1980.
Known worldwide for figurines and unique stoneware sculptures.
可愛らしいキャラクターで愛されるリサ・ラーソン。
世界のアートシーンでは、スウェーデンを代表する陶芸家として
その手仕事が今も各国の美術館で紹介され続けています。




