摘んだ花を、ただ挿すだけ。

夏の北欧。散歩の途中で道端の花をちょっと摘んで、家に帰ったら、さっと花瓶へ。そんな「無造作」を、いちばん美しく見せてくれるのが、北欧の古い花器たちです。

北欧の人々にとって、花を飾ることは特別なことではありません。庭先で咲いた花や、森の入り口で見つけた小花を摘んで帰り、ただ水に挿すだけ。うまく活けようと気負うこともなく、暮らしのなかの、ごく当たり前のひとときです。花の自然な姿を、花器がそっと受けとめてくれる。

そんな北欧の花器は、一輪だけでも、数輪をふわりと挿しただけでも、なぜか不思議と絵になります。きれいに見せようとしなくても、花器がその役目をはたしてくれる——それが、長く愛されてきた理由なのかもしれません。

フィンランドとスウェーデンを中心に、ヴィンテージの花器を50点集めました。
そのほとんどが作家自身の手による一点ものです。
ずっと側における花器をお探し下さい。

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Höganäs keramikVase

ヨーン・アンデションによる、ヘガネス・ケラミックの円筒花器。動画に登場する作品です。