オーケ・ホルム 花器
¥121,000 税込
- 年代
- 1928-1932年頃(ホルム兄弟時代)
- 素材
- 施釉陶器
- 寸法
- H19.5 cm
- 状態
- 美品(Excellent)
- No. 145651
一点もの
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ころんとした卵形の小さな花器です。明るいクリーム色の地に、枝にとまる橙色の鳥と、蔓を伸ばす緑の植物が瑞々しい筆致で描かれています。Åke Holmのキャリアのごく初期、弟アッテとの共同制作時代に生まれた希少な一点です。
大津絵にも通じる飄々とした鳥
簡潔な線で捉えられた鳥の姿には、日本の大津絵にも通じるような素朴でユーモラスな味わいがあります。飄々とした表情と伸びやかな筆の運びが、屈託のない民芸的な魅力を生み出しています。この絵画的で装飾豊かな作風には、青年期に勤めたシェールファブリーケンや、師アルビン・ハンベルクのユーゲントシュティール様式の影響が感じられます。やがてHolmが確立する重厚な聖書彫刻の世界とは大きく趣を異にする、若き日の装飾への純粋な関心が伝わってくる作品です。
「ホルム兄弟」のわずか4年間
底面の「Holm Höganäs」の署名は、1928年から1932年頃にかけて弟エルンスト・”アッテ”・ホルムと共同で営んだ「ホルム兄弟の美術陶磁器工房」時代を示すものです。経験豊富なろくろ師であったアッテが成形を、オーケが装飾・施釉・焼成を担うという分業体制でした。この短い共同経営期の作品は現存数が少なく、Holmの出発点を知るうえで貴重な資料的価値も備えています。
制作年: 1928-1932年頃(ホルム兄弟時代)
技法: ろくろ成形(アッテ・ホルム)、絵付け・施釉(オーケ・ホルム)
署名: 底に「Holm Höganäs」
とても良い状態です。わずかな経年感はありますが、気になる点はありません
Åke Holmの作品年代について
オーケ・ホルムの作品を年代順に把握することはかなり難しいです。彼の作品は日付けがつけられておらず、彼自身も制作年代について具体的なことを語るのを避けるためです。シリーズごとにおおよその年代は分かりますが、後年に過去の手法を用いて作ることもあるため、特定は困難です。
Åke Holm(1900–1980)
オーケ・ホルム(1900–1980)は、スウェーデン南部の陶芸の町ホガナスに生まれ、生涯この町で作りつづけた陶芸家です。町ではいまも「オーケ」と言うだけで、誰のことか通じます。その作品は、欲しくても買えないことで知られていました。町の人も、夏の避暑客も、国王もです。


























