リサ・ラーソン Granada 試作(緑釉)、1950年代
元の価格は ¥275,000 でした。¥233,750現在の価格は ¥233,750 です。 税込Lisa Larson Sale|10月12日まで、リサの作品すべてが -15%off。この秋、リサ・ラーソンが改めて注目される機会に合わせた企画です。
- シリーズ
- Granada(グラナダ)
- 窯
- Gustavsberg
- 年代
- 1950年代後半〜1960年代初頭(推定)
- 素材
- シャモット・ストーンウェア、施釉
- 寸法
- φ22.5cm × H5.5cm
- 状態
- 良好(Very Good)
- No. 135395
一点もの
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Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、Granadaのスタジオ・ユニークピース(一点もの)ボウルです。
ダークブルーが選ばれる前の、緑のGranada
Granadaは、スペインの都市グラナダにちなんで名づけられたシリーズです。花瓶3種、皿1種、ボウル1種で構成され、1959年にデザインされ、1960年から1970年にかけて生産されました。シャモット・ストーンウェアに線刻装飾とダークブルーの釉薬を組み合わせたデザインで知られています。
本品は、その量産品のGranadaが生まれる前に、リサがグスタフスベリ・スタジオでシリーズの構想を練っていた段階の一点ものと考えられます。量産品に採用されたダークブルーではなく、鮮やかな若草色の釉薬で全面が覆われています。リサの作品群を見渡しても、この緑が使われた例はごくわずか——Larsons Ungar(ラーソンの子どもたち)シリーズの「Kalle」の釉薬と同系統の、リサにしては珍しい色です。この鉢で試された緑は、最終的にはGranadaの色として採用されなかったのかもしれません。
量産品のGranadaには灰皿(φ15cm)と大皿(φ28cm)がありますが、本品はφ22.5cmとそのどちらとも異なるサイズ。このスタジオでの一鉢を起点に、サイズや釉薬色をアレンジしながら量産品が形づくられていった——そんな制作の流れを想像させる作品です。
リサの手跡を宿すリムの線刻
リサは「ユーモラスでやさしいフィギュアだけでなく、巧みに描かれた線刻装飾」でも知られています。幅の広いリムにぐるりと刻まれた太陽、矢印、羊歯のような幾何学文様は、量産品と共通するGranadaのデザイン言語でありながら、一筆一筆がより密で、より自由。型では再現できない手の勢いがそのまま残っています。リムの砂色のシャモット素地と、内外を覆う緑釉のコントラストが鮮やかです。
裏面には工場のスタンプではなく、リサ自身が刻んだ「LISA L」のサインとスタジオハンド(studiohanden)のマーク。このスタジオハンドマークとアーティストのサインの組み合わせは、グスタフスベリ・スタジオで制作されたアーティスト本人によるオリジナル作品であることを示すものです。
良い状態です。チップや補修跡は見られません。外壁に焼成時に生じた窯キズ(ヘアライン)がありますが、使用によるダメージではなく製造時の特性です。シャモット素地特有の微細な凹凸やピンホールは焼成時に生じるもので、損傷ではありません。
Lisa Larson(1931–2024)
猫、ライオン、ハリネズミ。日本でよく知られているリサ・ラーソンは、その一面です。1954年から1980年まで、グスタフスベリの工房で、売れていく量産品のかたわらで一点物のアート作品を作り続けました。当店が集めているのは、そちらのリサです。




























