リサ・ラーソン Granada 原型のボウル、1959年頃

元の価格は ¥275,000 でした。現在の価格は ¥233,750 です。 税込Lisa Larson Sale|10月12日まで、リサの作品すべてが -15%off。この秋、リサ・ラーソンが改めて注目される機会に合わせた企画です。
シリーズ
Granada
Gustavsberg Studio
年代
1959年頃
素材
シャモット・ストーンウェア、施釉
寸法
φ16cm × H4.5cm
状態
美品(Excellent)
No. 30116

一点もの

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Lisa Larson(リサ・ラーソン)による、Granadaシリーズの原点となったスタジオ作品——ボウルです。

量産品が生まれる前に、このボウルがあった

Granadaシリーズは、リサ・ラーソンが1959年にグスタフスベリのためにデザインしました。シャモット・ストーンウェアに濃紺の半光沢釉薬、そしてマットな砂色の素地にレリーフ模様を刻んだ装飾が特徴の、花瓶からフロアベースまで展開された装飾陶器シリーズです。

けれど量産品が世に出る前に、このボウルがありました。リサがスタジオで自らの手で成形し、自由に釉薬を選び、装飾を刻んだアート作品。ここから得たインスピレーションが、やがてGranadaシリーズという量産ラインへと結実したのです。リムをぐるりと巡る幾何学模様——三角、縦線、ひし形が自在に連なるスグラフィート装飾——は量産品にも引き継がれましたが、この個体の一刀一刀には、型に落とし込む前のリサの手の迷いのなさ、リズムの自在さがそのまま残っています。リサのラフスケッチにも描かれ、作品集や美術館の展示でも紹介されてきたデザインです。

量産には渡らなかった、もうひとつのGranada

量産品のGranadaは、コスト効率と安定性を優先した濃紺の単色釉をまといます。けれどこのスタジオ作品の釉薬は、まるで別の世界線のGranada。深いブルーとグリーンが渾然と溶け合い、見る角度や光の加減でその表情を変えます。外側面にも同じ釉薬がたっぷりと回り込み、底面の高台付近には素地の白がわずかに覗いて、ブルーグリーンの深みをいっそう引き立てています。

この複雑な発色を量産ラインで安定させるのは技術的にもコスト的にも現実的ではなく、結果としてこの釉薬はユニーク作品にのみ使われました。同じGranadaシリーズの他のスタジオ作品にも共通して見られるこの色は、リサがGranadaという世界を構想したときに最初に思い描いていた色だったのかもしれません。

底面にはスタジオハンドマークと「LISA L」の刻印。グスタフスベリ・スタジオでリサ本人が手がけた作品であることの証です。

とても良い状態です。ヒビ、欠け、補修跡は見られません。シャモット素地特有の微細な凹凸やピンホールは焼成時に生じるもので、損傷ではありません。

Lisa Larson(1931–2024)

猫、ライオン、ハリネズミ。日本でよく知られているリサ・ラーソンは、その一面です。1954年から1980年まで、グスタフスベリの工房で、売れていく量産品のかたわらで一点物のアート作品を作り続けました。当店が集めているのは、そちらのリサです。

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